
CampSnap(キャンプスナップ)は、画面のないデジタルカメラです。撮った写真はその場で見られず、パソコンなどに移して初めて仕上がりが分かります(出典:ギズモード・ジャパン)。アメリカとカナダで人気が出て、2026年からは日本でも新しいモデルが売られています(出典:日本の販売元のリリース)。
僕は CampSnap で広島県福山市の街を撮っています。このページでは、使って分かった楽しさと、機種の選び方をまとめます。
CampSnap の公式サイト(英語)では、色違いの本体や新しい機種が見られます。
本体のフィルターは3つ、レンズは35mm相当
僕が使っているのは、CampSnap の V105 という機種です。日本の公式サイトでは「Camp Snap 1st Gen (CS-V105)」と書かれていて、Camp Snap 2 の前の世代にあたります(出典:日本の公式サイト)。
ギズモード・ジャパンの記事によると、初代の CampSnap には、スタンダード・モノクローム・ヴィンテージの3つのフィルターが入っています。
パソコンで切り替える必要があり、V105では同時に使用できるのは1つまでです。
画素数は800万画素、レンズは35mm相当・F1.8 の固定焦点です。電池は内蔵で USB-C で充電し、1回の充電で最大2,000枚撮れます(出典:ギズモード・ジャパン)。
下の4枚は、ヴィンテージ(Vintage)のフィルターで福山市を撮ったものです。

ボウリング場「CASTLE BOWL」の入口に立つ、大きなピンの看板です。

空き地の向こうに並ぶ、4階建ての福山市の団地です。

入江大橋の上から撮った夕方の川です。逆光で、水面に日差しが映っています。

入江大橋のピンクの鉄骨に水色の手すりです。
パソコンで作ったフィルターを入れられる
CampSnap でいちばん好きなのは、自分でフィルターを作れることです。僕はスマホよりパソコンのほうが使いやすい派なので、パソコンでフィルターを作ってカメラに入れられるところに興味を持ちました。
やり方は、本体のファームウェアを更新し、公式サイトでフィルターを作り、カメラをパソコンにつないでファイルを入れるだけです。ほかの人が作ったフィルターを CampShades.com から入れることもできます(出典:Camp Snap 公式ブログ)。フィルターのダウンロードと作成は無料です(出典:ギズモード・ジャパン)。
僕の V105 に入れられる自作のフィルターは、一度に1つです。入れると、電源を入れたときに一瞬「CUS」と出ます(出典:Camp Snap 公式の Filters ページ・日本の公式サイトのフィルターのページ)。
下の4枚は、Kodaclone というフィルターを入れて撮りました。本体の3つにはないフィルターで、ヴィンテージとは色の出方が違います。

黄色く色づいた田んぼです。曇りの日でも、稲の色がはっきり出ました。

草むらに咲き始めた彼岸花です。赤がよく目立ちます。

神辺本陣付近の白壁と格子の家が続く、古い町並みの通りです。

神辺駅の駅名の看板です。うっすらセピアがかった水色の看板の色が写りました。
立ち上がりは気にならない、手軽さが好き
CampSnap は、電源を入れてから撮れるまでの時間が気にならない程度です(多少はあります)。撮りたいと思ったときに、すぐ撮れます。
パソコンでフィルターを作って入れるだけで写りを変えられる。そういう意味で、CampSnap の手軽さが僕は好きです。
機種の違い:V105・PRO・Camp Snap 2・110D・CS-8
CampSnap にはいくつか機種があります。公式サイトのフィルターを作るページでも、機種が Camp Snap 2・V105・CS8・CS-Pro に分かれています(出典:Camp Snap 公式の Filters ページ)。
- V105(1st Gen):僕が使っている機種。日本の公式サイトの商品一覧にあり、日本の Amazon でも売られている
- Camp Snap PRO:1600万画素・シャッターの遅れを軽くした・上のダイヤルで4種のフィルター・37mm のフィルターが付けられる。日本でも2026年6月1日から販売(参考価格 約1万6千円)
- Camp Snap 2:海外で出ている後継。フィルターが6種類・前のモデルより15%薄い・底に三脚のネジ穴。海外の公式サイトで $69.99(約1万1,100円=1ドル約158.5円、2026年10月12日の為替。送料・関税は別)。日本の公式サイト・販売店にはまだ無い(2026年10月13日時点)
- Camp Snap 110D:1970年代の110フィルムのカメラの形。フィルター5種類。海外の公式サイトで $74.99(約1万1,900円=1ドル約158.5円、2026年10月12日の為替。送料・関税は別)。日本の公式サイト・販売店にはまだ無い(2026年10月13日時点)
- CS-8:CampSnap 初のビデオカメラ。1960年代の Super 8 から着想・フィルター5種類。日本でも2026年6月1日から販売(参考価格 約3万3千円)
出典:日本の商品一覧は日本の公式サイト、PRO と CS-8 は日本の販売元のリリース、Camp Snap 2 はギズモード・ジャパン、110D は PetaPixel・Camp Snap 公式(110D)、Camp Snap 2 の値段は Camp Snap 公式(Camp Snap 2)、日本の販売店はシナジーオンラインショップ。
僕の V105 は、海外の公式サイト(campsnapphoto.com)から買いました。届くまで時間はかかりましたが、ちゃんと買えました。僕が買ったときは、Camp Snap 2 はまだ売られていませんでした。今の公式サイトには Camp Snap 2 が並んでいます。
日本での CampSnap の販売(PRO と CS-8)は、販売元のプレスリリースで発表されています。
僕は、海外で出ている Camp Snap 2 のほうが絶対にいいと思っています。Camp Snap 2 も自作のフィルターが使えて、本体のフィルターと入れ替えて入れます。V105 用に作ったフィルターもそのまま使えます(出典:Camp Snap 公式の Filters ページ)。
PRO は、キセノンフラッシュを採用しているのがポイント高いです(出典:Camp Snap 公式の CS-PRO のページ)。
110D は、デザインがすごくかわいいので気になっています。フィルターの感じは CampSnap の延長線上だと思うので、やりすぎない程度のスッキリした写りが好きな人に合いそうです。ただ、少し高くなってもキセノンフラッシュを載せてほしかったと思っています。
CS-8 は僕も持っています。見た目はめちゃくちゃかわいいのですが、撮った映像にはもっと昔っぽさがほしいと思っていました。最近のアップデートで、ぼけやハレーション、フィルムらしい傷などが足されたので(出典:Camp Snap 公式)、また使ってみたいです。
PaperShoot と比べて、どっちを選ぶか
僕は PaperShoot も持っています。2台を使ってみて、コスパがいいのは CampSnap、カスタムして楽しみたいなら PaperShoot だと感じています。
2台とも画面のないカメラです。違うところを表にまとめます。
| CampSnap | PaperShoot | |
|---|---|---|
| おすすめ (僕の感想) | コスパを重視する人 | カスタムして楽しみたい人 |
| 価格 | 初代:9,880円 (2025年12月の記事の時点) PRO:約1万6千円(参考価格) Camp Snap 2:$69.99(約1万1,100円) (海外の公式サイト・2026年10月) | 18MP+紙のケース:15,680円 (2022年11月の発売時) 20MP のスターターセット:33,183円 (2026年9月・カードなど付き) 公式サイト:$158.50〜(約2万5,100円〜) (2026年10月) |
| 写りの変え方 | 本体のフィルター+パソコンで作ったフィルターを入れる(無料) | 本体のモード+フィルターカードを差す |
| 本体の色 | 初代:スタンダード・モノクローム・ヴィンテージの3つ PRO:4種をダイヤルで | カラー・モノクロ・セピア・ブルーの4つ |
| 増やせる写り | 自作のフィルター・ほかの人が作ったフィルター | フィルターカード(4枚セットで16種類) |
| 見た目 | ― | ケースを着せ替えられる |
| 主な機種 | 初代・PRO (PRO は2026年6月から日本で販売) 海外では Camp Snap 2 も | 18MP・20MP (日本では Pinkoi で販売) |
| 画素数 | 初代:800万画素 PRO:1600万画素 | 18MP:1800万画素 20MP:2000万画素 |
| レンズ | 35mm相当・F1.8(初代) | 22mm相当・F2(18MP) |
| 電池 | 内蔵バッテリー(USB-C で充電) 初代は最大2,000枚・PRO は500枚 | 単4形の乾電池 |
| 大きさ・重さ | 135×75×40mm・143g (PRO) | 約109×70×12mm・約60g (18MP・電池を除く) |
| 動画 | ビデオ専用の CS-8 が別にある (参考価格 約3万3千円) | 10秒の動画・タイムラプス (18MP・外から給電しているとき) |
| 電源 (僕の体感) | 立ち上がりは気にならない程度 | ボタン1つですぐ撮れる。そのぶん頻繁に切れる |
僕が使っているのは、CampSnap のイエローです。デニム柄のモデルや、水に強いウォータープルーフケース(V105 用)も Amazon で売られています。動画を撮るなら、僕も持っているビデオカメラの CS-8 があります。
出典:CampSnap は ギズモード・ジャパン(初代)・日本の販売元のリリース(PRO・CS-8)・Camp Snap 公式ブログ・Camp Snap 公式(Camp Snap 2)、PaperShoot は GetNavi・Pinkoi のリリース・PaperShoot 公式。価格は変わるので、買う前に販売ページで確かめてください。表の $ の値の円は目安です(1ドル約158.5円、2026年10月12日の為替で計算。送料・関税は別)。表の「初代」はギズモード・ジャパンの記事の機種です。日本の公式サイトでは、僕の V105 は「1st Gen」と書かれています。
PaperShoot のフィルターカードやモード、作例は、こちらにまとめています。
福山市で撮った CampSnap の作例
CampSnap で撮った写真は、記事にもまとめています。ヴィンテージで撮った団地や公衆電話、ボウリング場などの作例は、こちらです。
写真をつないだ動画は、YouTube の再生リストにまとめています。Kodaclone で撮った動画もここにあります。
CampSnap や PaperShoot のような画面のないカメラは、ほかにもいろいろあります。気になっているカメラは、別のページでまとめる予定です。