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PaperShoot(ペーパーシュート)は、台湾発の画面のないデジタルカメラです。撮った写真はその場で見られず、パソコンに移して初めて仕上がりが分かります。
僕は2025年から PaperShoot で広島県福山市の街を撮っています。このページでは、使って分かった楽しさと、買う前に知っておきたいことをまとめます。
PaperShoot の公式サイト(英語)では、本体の種類やケースの一覧が見られます。
本体だけで4つの色が選べる
PaperShoot の本体には、カラー・モノクロ・セピア・ブルーの4つのモードがあります(出典:Pinkoi のリリース)。背面のスイッチで切り替えます(出典:GetNavi)。
下の4枚は、福山市の同じ橋の上から、モードだけを変えて続けて撮ったものです。

カラーモードです。夕方の青空と雲が、見たままの色で写りました。

モノクロモードです。真っ黒な白黒ではなく、少し温かみのある灰色に写りました。

セピアモードです。夕方の空がオレンジがかった色になります。

ブルーモードです。空と川が青紫に寄ります。
同じ場所でもモードを変えるだけで、写真の空気がガラッと変わります。モードを切り替えながら1日撮った作例は、こちらにまとめています。
1日を1つのモードで通して撮った作例もあります。
フィルターカードを差すと、写りが大きく変わる
PaperShoot のいちばんの個性は、フィルターカードです。SIM カードのような小さなカードを背面に差すと、写真の色合いが大きく変わります。アプリもパソコンでの加工も要りません(出典:PaperShoot 公式)。
カードには Classic Film・Moody・Dynamic・LimeWave などの種類があります。1枚のカードに4つの効果が入っているセットもあり、4枚で16種類になります(出典:Pinkoi のリリース)。
僕が楽しいと感じるのは、本体の4つのモードとカードを組み合わせられることです。Classic Film のカードを差したまま、カラー・セピア・モノクロ・ブルーと切り替えて撮ると、同じカードでも4通りの写真になります。
Classic Film で撮った4本の作例から、1枚ずつ並べます。

Classic Film × カラーで撮った公園の遊具です。タイヤの向こうに滑り台が見えます。

Classic Film × セピアで撮った、福山市の店先のパンダの置物です。同じカードでも全体が黄色っぽく、日に焼けたような色になりました。

Classic Film × モノクロで撮った、福山市のボウリング場「CASTLE BOWL」の入口です。少しセピアがかった白黒になりました。

Classic Film × ブルーで撮った、福山市の草戸稲荷神社の鳥居です。日差しが白く飛び、全体が青みがかって写りました。
カードとモードの組み合わせごとの作例は、それぞれの記事にまとめています。
- Classic Film × カラー(岡山県笠岡市付近)
- Classic Film × ノーマル(福山市東部)
- Classic Film × セピア(福山市)
- Classic Film × モノクロ(福山市)
- Classic Film × ブルー(福山市)
- Icy Chill × セピア(福山市新涯町・神辺町・蔵王町など)
- MonochromeElegance × カラー(福山市)
ケースを着せ替えて、服に合わせて選ぶ
PaperShoot は、カメラの外側のケースを付け替えられます。いろいろな柄のケースが売られていて、本体はそのままで見た目だけを変えられます(出典:GetNavi)。
その日の服に合わせてケースを選びのも良さそうですね。写真の色だけでなく、持ち歩く道具としても楽しめるのが PaperShoot のよさだと思っています。
市販のケースを、自分の手で和柄にカスタムしたこともあります。
電源はワンボタン、そのぶん切れやすい
PaperShoot は、オン・撮影・オフをボタン1つで操作します(出典:Pinkoi のリリース)。わざわざ電源を入れる手間がないので、撮りたいと思った瞬間にすぐ撮れます。
その代わり、使っていると頻繁に電源が切れます。
CampSnap と比べて、どっちを選ぶか
僕は CampSnap も持っています。2台を使ってみて、コスパがいいのは CampSnap、カスタムして楽しみたいなら PaperShoot だと感じています。
CampSnap はパソコンで自分のフィルターを作って入れられます。PaperShoot は、本体のモードとフィルターカードとケースで、手で触って遊べます。
2台とも画面のないカメラです。違うところを表にまとめます。
| PaperShoot | CampSnap | |
|---|---|---|
| おすすめ (僕の感想) | カスタムして楽しみたい人 | コスパを重視する人 |
| 価格 | 18MP+紙のケース:15,680円 (2022年11月の発売時) 20MP のスターターセット:33,183円 (2026年9月・カードなど付き) | 初代:9,880円 (2025年12月の記事の時点) PRO:約1万6千円(参考価格) |
| 写りの変え方 | 本体のモード+フィルターカードを差す | 本体のフィルター+パソコンで作ったフィルターを入れる(無料) |
| 本体の色 | カラー・モノクロ・セピア・ブルーの4つ | 初代:スタンダード・モノクローム・ヴィンテージの3つ PRO:4種をダイヤルで |
| 増やせる写り | フィルターカード(4枚セットで16種類) | 自作のフィルター・ほかの人が作ったフィルター |
| 見た目 | ケースを着せ替えられる | ― |
| 主な機種 | 18MP・20MP (日本では Pinkoi で販売) | 初代・PRO (PRO は2026年6月から日本で販売) |
| 画素数 | 18MP:1800万画素 20MP:2000万画素 | 初代:800万画素 PRO:1600万画素 |
| レンズ | 22mm相当・F2(18MP) | 35mm相当・F1.8(初代) |
| 電池 | 単4形の乾電池 | 内蔵バッテリー(USB-C で充電) 初代は最大2,000枚・PRO は500枚 |
| 大きさ・重さ | 約109×70×12mm・約60g (18MP・電池を除く) | 135×75×40mm・143g (PRO) |
| 動画 | 10秒の動画・タイムラプス (18MP・外から給電しているとき) | ビデオ専用の CS-8 が別にある (参考価格 約3万3千円) |
| 電源 (僕の体感) | ボタン1つですぐ撮れる。そのぶん頻繁に切れる | 立ち上がりは気にならない程度 |
僕が使っているのは、CampSnap のイエローです。デニム柄のモデルや、水に強いウォータープルーフケース(V105 用)も Amazon で売られています。動画を撮るなら、僕も持っているビデオカメラの CS-8 があります。
出典:PaperShoot は GetNavi・Pinkoi のリリース、CampSnap は ギズモード・ジャパン(初代)・日本の販売元のリリース(PRO・CS-8)・Camp Snap 公式ブログ。価格は変わるので、買う前に販売ページで確かめてください。
海外では、CampSnap の後継の Camp Snap 2 も出ています。フィルターが6種類に増え、前のモデルより15%薄くなりました(出典:ギズモード・ジャパン)。
CampSnap の公式サイト(英語)では、色違いの本体が見られます。
日本での CampSnap の販売(PRO と CS-8)は、販売元のプレスリリースで発表されています。
CampSnap で撮った作例は、こちらです。
福山市で撮った PaperShoot の作例
PaperShoot で撮った写真は、撮影日と場所ごとに記事にしています。すべての作例はタグ「PaperShoot」の一覧から見られます。
写真をつないだ動画は、YouTube の再生リストにまとめています。
PaperShoot や CampSnap のような画面のないカメラは、ほかにもいろいろあります。気になっているカメラは、別のページでまとめる予定です。