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知り合いが6/20に亡くなった。 | なおきち思考日記

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人間関係

知り合いが6/20に亡くなった。

実際に亡くなった日が6/20なのかは正直分からない。普段連絡取ってない人から連絡来て、珍しいなと思ったら、そういう事だった。

年齢って聞いたことないけど、多分50歳くらいなのかな。俺よりはだいぶ年上。でも会った時には敬語使わず普通に喋れる仲ではあった。

 

数年前に、合わない人をFacebookのフレンド切って、その合わない人とこの人が仲良かったので、俺はこの人もまとめてフレンド切ってた。この人に恨みはないけど影で変な話されてもめんどくさいなと思って。

確か去年かな、スーパーで買物をしていたらこの人に話しかけられてきて、きっとモヤモヤしてるんじゃないかと思って、Facebookのフレンドの話も直接話した。あなたの事が嫌いとかじゃなく、そういう事だと。

なんとなく、ちょっとさみしそうにしていたようにも思う。でも、この事についてこの人はそれ以上は何も言わなかった。俺の性格を知っているからだろうね。

 

当然、Facebookのフレンドを切るにはそれなりに俺の中でも思う所があり、それはこの人の価値観の部分だったし、過去に何度も伝えた事があったと思うのでその事はいい。なんとなく切ってるわけではない。明確に価値観の違いがあったのは事実。でも人として嫌いとかではない。

 

あれはどれくらい前だったんだろう。このひとがやってるお店がピンチだという事で本人から相談があった。滅多に人に頼らない人だったし、そういう部分俺の中にもあるので(最近は俺は意識して頼るようにしてる)、きっとよっぽどなんだと思って手伝う事にしたんよ。

当時俺がメインでやってたコミュニティでは、日常的に10人から20人くらいで遊んでたので、そのメンバーも絡めて手伝う事にした。コミュニティの規模は1000人くらい。支部合わせて3000人くらいだったので、今から考えるとそんなに大きくはないのかな。

俺は積極的に時間も労力も使ってお店が復活するように動いた。自分の所有物も使って。自分が持っている要素は全て投入する勢いだった。メンバーと一緒にそのお店でイベントした事もあったな。

コミュニティのメンバーが来てくれるので、何かやれば誰も来ないみたいな事態にはならない。やれる事はやったと思う。ディスプレイとかもやったね。

 

あれが長続きしなかったのは、彼にはこだわりがあり、俺の周りの人に手伝ってもらいながらも自分のやり方を曲げれない部分があったから。だから進まなくなっていったのと、何より人が離れて行ってしまった。

誰も報酬を受け取らない状態で俺の一声で協力してもらっていたので、そりゃその感じだと続かないよなぁと思った。

特に女性メンバーがな。俺の持論として、女性が快適にいられない場所は栄えないというのがある。そこかなりのバロメーターになってると思う。

 

この手伝っていた時期からちょっとして、この人のお父さんが亡くなった。それからこの人はバイクを買ったり楽しそうにするようになった。お店がピンチみたいな話もしなくなったし、遊びに出かけるようにもなったようだったので、とりあえずお金は手に入ったんだろうと安心した。

この事については、俺は別にいいんじゃないかと思ってる。経営者としては疑問に思うとこはそりゃあるよ。笑 でも、それは周りが口を挟むことではないというか、本人が受け取った正当なお金をどう使ってもいいと思う。人間らしいなと思った。

ただ、俺も含め、当時店を手伝った人に何かしらあってもよかったんじゃないかなとは思ったよ!笑 パーティー開くとかね。それで、あの時はありがとう、助かったよとかあれば、きっと印象も違ってたんだろうな。

あのお店手伝った件で、実際なんかもらったんじゃないの?と思ってる人もいるかもしれないけど、この機会に書いておくと、ファミレスでご飯一回おごってくれたのと、ぶどうを栽培し始めてから一回ぶどうを持ってきてくれたかな。それくらいの感じ。

でも、分かってる。一般的な価値観からすると、あれだけやってそんな感じ?ってなるかもしれないけど、あの人の感覚からすれば、かなり返してくれたんだと思うんよ。

一回、女の子がこの人の事をなんかあまり合わないって言ってたのでどういう所が?って聞いたら、「ケチなところ」って言ってたので笑った。笑

 

いや、わかる〜ってなったけど、この人のいい所は憎めないとこなんよな。確かにケチだし自分のやり方が良くないから店が傾いたのに曲げられなかったり、手伝ってもらっているのに手伝ってくれた人達に対して感謝の気持ちが足りてない(もしくは伝わってない)けど、本当悪いやつじゃないんよな。

出会った頃から、人間関係を作るのが苦手な人なんだなというのはよく分かってた。そういえば、俺のオフ会に来ては女の子に手品を見せて、「それもう見た〜。」とか言われてたな。笑 それくらい不器用な人。初対面だと、よくわかんないムサイおっさんで、喋るのも苦手、声も小さい、ギャグのセンスが古い(めちゃくちゃいうやん)という印象だったと思う。

彼なりに一生懸命コミュニケーションを取ろうと頑張ってて、それが全部裏目に出てて、段々とそういうのが愛しく思えるようになってきたんよ。不器用なだけで悪い人じゃない。

 

この際だから全部書いておこうと思う。きっと、今後、この人について語る事もそうないと思うから。

彼は、昔焼き鳥オフやってたんよな。実家で焼き鳥をするオフ会。どれくらいだろう、20人くらい集めてたんかな。もっとかな。mixi全盛期。

結構人気あった。で、焼き鳥オフをしなくなった頃に、実は女性メンバーを異性として見てたみたいな事を日記に書いて女性メンバーをドン引きさせたっていう逸話は好き。笑

そんな事書く必要ないじゃん。笑 でも、書いちゃうのがこの人なんよな。かわいらしい。

いや、ドン引きする女の方も女の方だけど!笑 受け入れてやれよ!焼き鳥オフ参加してたんだろ。笑

 

それから犬を飼って、祭り会場に連れて行ってコミュニケーションのきっかけにしたりしてたなぁ。俺がオフ会してるときとかに、偶然犬の散歩で通りがかったのを装って(偶然通るはずない。家から遠すぎる。笑)小さい声でなんかボケてたけど、「へ〜。そうなんじゃ〜。」と冷たく返した覚えがある。笑 あの時の俺はひどかった!

いや、参加費払いたくないけど新規メンバーの顔みたいだけだろみたいな雰囲気を感じたからだと思うけど。そういう時態度に出る。笑

この人だけじゃないんよ。当時、参加費は払わないけど会話だけ楽しみたいみたいな人チラホラいて、当時の俺はそういう人から参加費もらえんかった。

料理系のイベントやる時とかでも、「ご飯は食べてきたから。」とかいう人もおった。いや、何しに来たん。笑 で、料理食べないなら参加費とか微妙になるじゃん。

 

でもよく考えたら、そもそも料理して食べるイベントなんだから、食べるか食べないかはその人の勝手なので、普通に受け取るべきだったなと思う。あと、終わり間際にくる人とかも参加費ムズかった。

今だったら事前に書いて全部普通に受け取るかなぁ。だって、参加費って原価をもらってるだけじゃなく、活動の資金になるんだから、普段から参加して参加費を払ってもらう事自体が支援になってるという事を伝え、ありがたくいただきますという風に伝えるだろうなと。

 

話ズレた。話を戻すと、彼は俺のオフ会中に自分のオフ会の宣伝をしたりしてて、当時の俺はそういうのも強くやめて!と言えなかったんよな。なんというか、暗黙のルールみたいなのってあるでしょ?人のコミュニティ内で勧誘するのは好まれないとかなんとなく普通わかるじゃん。

そういうのが分からない人ではあった。本当悪い人ではないんよ。空気が読めない上に繊細でガラスのハートだと思うので生きにくかっただろうなぁと思う。好きな事の話なら何時間でもする人だった。アウトドアが好きで詳しかった。

この人が始めた天然石屋さん、もともとは俺がきっかけだったんじゃないかと思ってる。自意識過剰かな。どうだろ。

どうしてそう思うかというと、俺ハンドメイドで天然石を使ってアクセサリー作ってた時期があるんよね。ほいで、その時にオフ会中に売ってたんよ。で、興味深そうにその様子を見てた。連日結構オフ会中に売れてたから、天然石に需要があるのか!と思ったんだろうね。当時、お店はやってたけど布団屋さんだったし、なんか雑貨とかしか扱ってなかった。

「ええなぁ。俺もやろうかなぁ。」って言ってたので、「やればいいじゃん。笑」って答えた。

それからハマったんだろうね。俺は違う事やりだしたけど、彼はずっとやり続けてた。もしかしたら同時期にたまたま違うなにかに影響を受けて。。という事も考えられなくはないけど、それまで興味なさそうだったんよね。まぁ、だから何って話なんだけど。

 

いいとこもそうじゃないとこもある人だった。人間、そんなもんじゃろ。ただ、これだけは言えるんだけど、嫌いではなかった。好きな部分もあった。俺の方が最低なとこもダメダメなとこもあるよ。だから、ダメだと思われる部分についてどうこう思うことはない。嫌なら距離を取ればいいだけなので。

で、共通の知り合いきっかけで距離をとったという次第ね。その共通の知り合いの件がなければ普通に繋がっていたかも知れない。やはりどちらも取るというのは無理で、どちらかというと共通の知り合いの方と仲良くなってたっぽかったので、俺が引いたという感じか。

もっと色々語りたかったなとは思うよ。フラットに、一対一でな。まぁ夜通し何度も語ったことあるから、大概の事は語り尽くしてるけどな。一度、結構前に家に来て一対一で語った事もあった。不思議な感覚だったね。あまり俺そういうことしないから。

今だったら出来なかっただろうな。納期に追われてるとそういう時間も取りにくいもんな。

 

コミュニティ関係の知り合いで亡くなったのは4人目かな。一人目は、数回しか会ったことなかったけど、常連になりかけてくれてた人で、確かスノボーに行ってる時に交通事故で亡くなった。二人目は、家具屋さんのマネージャーをやってて、失踪してなくなった。この人は何度も遊んでて仲間と言えるレベルだったな。真面目な人だったけどハメを外す時はハズすみたいな。

そういえば家具屋さんの中で2人で語ったことあったな。死ぬなよマジで。

3人目は、数年に渡り常連だった。死ぬちょっと前までなんか喧嘩してたと思う。で、マクドナルドで2人で話したんだっけ。割とシコリはなくなった状態にはなってたけど、山口県に旅行に行った数日後に亡くなった。

一人目は20代だと思う。二人目は同級生だったので、20代なかば。三人目は確か30歳くらい。四人目は50歳くらいか。いや、若いよみんな。まだ死ぬには早い。

一人目のは事故だったけど、その後の三人の本当の死因はよくわからん。そういうのって教えてもらえんじゃん。正直、気になるよ。どういう最後だったのか。苦しんでなければいいなと、それだけ思う。

あと、病気ならしょうがないけど、なんか悩んで思いつめて死んだやつが1人でもいるなら、言ってこいよと。なかなか言えない状況になる事もあるだろうけど。あと、関係性によっては、「今更なにいってんだこいつ。」って思っちゃう事もあるかもしれないけど。それでも素直に丁寧に相談してくる人を無視する事は多分ないと思うんよな〜。

関係性によっては、過去に腹がたった事があったなら、それ全部精算させてもらうけどな!笑 それから水に流して話を聞くみたいな流れになるとは思うけど。それはそうよな。なかったことにはならない。

でも、俺は合わない人と距離は取るけど死んで欲しいと思うことは。。あんまりない!よっぽどだったら分かんないけど、死ぬ必要はないと思うかな。世界は広いし。距離取ればいいし。

よっぽどウザい人とか距離とっても詰めてくるやつは考えるけど。

 

一緒に過ごした楽しかった時間は、どれだけ関係性が変わっても変わらんじゃろ。その当時の気持や純粋に思った事は、その時のリアルなんだから。

あと、基本的に自分の中で決めてる事があって、死んだらその後は全て水に流す事にしてる。生きてる時にどれだけ失礼な事をされても腹の中で抱えている事があっても。

さっきも書いたけど、この人に恨みはない。でも、小さい「あの時。。」っていうのはやはりチラホラあるもので、全部水に流す。まぁ、お互い様だろうし。

 

年を重ねていけばいくほど、身近に死が近づいてくるよね。周りの人が死ぬ確率も上がる。その度に死と向き合う事になる。こういう時に思うのは、「生きよう。」ということ。

一通り悲しんだり、生きてた時の事を思い出して味わいきったら、あとは自分が生きる事に集中する。ずっと忘れないとは思う。

出来る事は、自分らしく生きること。それ以外ないでしょ。

 

人はいつかはみんな死ぬ。だから、生きている間に共に時間を過ごしたり言葉を交わしたりしなきゃいけないんだ。死んだら出来ん。

死んだらつまらんよ。選べないことがほとんどだろうけど。選べないからこそ、今やれる事をやっとかんといけんよな。やりたい事をやらんといけん。

誰もが、明日いきなり死ぬかもしれん。その可能性は誰も否定出来んじゃん。

そんな中で、月末の納期に追われてる俺は、やはり違和感を感じてしまう。いつも本当にやりたいことだけをやっていたいと願い続けているのは、力を発揮できるのが唯一それだけだというのもあるけれど、生きている時間を自分らしく過ごしたいという思いから。死ぬ時に後悔したくないから。

 

天国とか、死後の世界があるのなら、あいつらはみんな一緒にあの時みたいに楽しく焼き鳥でも焼きながらお酒を飲むのかな。いい時代だね。死後の世界がないのなら、消滅して終わりなのかな。

大きな湖のような場所に、一滴の水として戻るのかな。なんかそんなイメージが有る。その中では個体という概念もなく、全ては1つになり溶け合うような感じ。

わかんない。人の魂と体が別々かもしれないみたいな概念すら、誰かが考えたものだしな。なんにしても、死後の世界があるなら幸せに暮らしてるといいなと思う。

 

今回、ここに書いた事が良かったのかどうなのかも分からない。ただ、いつこの人が死んだのか、それは残しておきたかった。思い出も覚えてる間に出来るだけ正確に。そして、繋がりがあった人がこの記事を見たら誰のことかピンと来るだろう。

俺はおばちゃんの事が気がかり。おじちゃんも息子も死んで、おばちゃん多分1人なんじゃないかな。お店どうするんだろ。おばちゃんが幸せに楽しく今後も生きていけるといいなと、あまり面識ないけど思ってる。

 

こういう事があるといつも思う。誰かが死んでも、普通に朝は来て、当たり前のように日常が続いていく。俺が死んだら、その後もきっとそうなんよな。何事もなかったかのように続いていくだけなんだよな。

死ぬ予定はないよ。死のうとか死にたいと思うこともない。

 

知り合いが死ぬのはやっぱり辛いね。誰も死ぬなって思う。ずっと元気で楽しくいられるのが一番いいよ。

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