信頼関係を構築する事について書いておこうか。10年以上何かしらかのコミュニティを運営し続けているんだけど、メンバーを見回すと信頼関係を構築するのが上手な人と下手な人がいる。
下手な人の特徴は、相手の立場に立っていないということ。自分が目立つ事を優先してしまったり、コミュニティ全体への価値を提供する事を考えていないということ。
信頼関係を構築するのが上手な人って、まずコミュニティ全体がいい方向に行くように行動するのが意識していないくらい染み付いていて自然。
時々、取ってつけたような”狙った善行”をする下手な人がいるけど、あれ逆効果な。笑
コミュニティの中で信頼関係を構築しようと思って狙いすぎた行動をするのはいやらしく感じる。結局自分が得したいだけでしょ?って。
しかも、そういう人って基本的には短期的か自分の目的が達成するまでの限定的な事なので正直意味がないし、それはカウントしないことにしてる。
信頼関係を構築するのが上手な人はとにかく丁寧。そして優しい。心から。
相手の立場に立って物事を考えていて真摯。
その内面に心打たれるんだよ。
そういうのがいい。
じんわり心があたたかくなるような感じ。
相手が何を求めているのか察するのが下手でどうしようもない人は、いらない事をしないのが一番いいかもしれない。
プラスを狙って行動した事が全部裏目に出る人がいる。それは逆効果だし、本人もそうなりがちって分かってると思う。
普通にしていればマイナスがないので、結局長期的に見れば安定して関われる人物になっていくのでいいでしょ。
大きな事をする事が信頼関係を構築するということではないからね。
実際、信頼関係を構築出来る人って、小さな事が積み重なって信頼に結びついてるし。
相手が求めている事を察する能力が高い人、もしくは相手の立場になって「自分だったらどうか。」を真剣に考え続けている人。
そういう人がいいね。
コミュニティの中心に来る人って、必ずしも丁寧な人とは限らない。
一部、スター性がある人物って存在してると俺は思っていて、コミュニティを長期運営する時に俺はスター性がある人物を見抜いて中心に持ってくるように意識してる。
俺が長年コミュニティを運営し続けていけてるのは、このスター性を見抜く力があるからなんだと自分で思ってる。
正直、俺は根暗だし人見知りだし内に秘めたものはあるにせよ、根明の人のような行動は取れない。
そこを無理する必要はなくて、スター性のある人物を置く事によってカバー出来るんよな。
この人達は無条件にスター性があるので細かい事は置いておいて、面白いから。。で成立してしまう。
その一方、暴走すると危ないので注意が必要。
コミュニティはいくつかの立ち位置の人達が集まって形成されると俺は思っていて、スター性がある人物、サポートに特化した人物、純粋で熱量の高いファン。
この要素は絶対に必要。これが揃わないと継続していくのは難しい。
スター性がある人物はコミュニティのコンテンツとも呼べる。
結局、コミュニティって、人がコンテンツになっとるんよな。人に会いに来る事が目的になりうるわけだから。
サポートに特化した人物はうまく空気感を調整してくれる。
空気を読む能力とコミュニケーション能力が半端なくて、俺の立ち位置も理解していてメンバーの心情も理解してる。
気持ちよくバランス調整をしてくれている人物。
そして純粋で熱量の高いファンがいないとコミュニティは面白くならないし継続も難しい。
熱量の高いファンは参加率も高いし支援してくれる事もある。
一部のこの層がコミュニティを支えてくれていると言っても過言ではない。
いくら俺が管理してもやりたい事があっても、参加してもらったり支援してもらえていないとやりたい事も出来ない。
結局人ありきなんよな。
ちょっと話がズレたけど、コミュニティの中で信頼関係を構築するのが上手な人って、どこに行っても上手くやる。
なんか総合的にクォリティが高い感じがある。そしてやっぱり根底に優しさがあると思うんよ。
それと他者目線。だから好き。あたたかい。
本当に優しい人なんだろうなぁっていうのが伝わってきたり、全体の事を考えて行動してくれてるなっていうのが小手先じゃなく心からの行動、もしくは自然な行動なんだなと伝わってくる。
狙って行動してる人の気持ち悪さがない。あれ大事な。
メンバーが何かしらの形でコミュニティに貢献しようと考えてくれるような状態が作れなければ、コミュニティは回っていかないんよな。
例えば絶対参加しようとか、支援しようとか、何か手伝おうとか。
形はなんでもいい。当然、お金を払ったかどうかとかそういう次元の話じゃない。気持ちの問題。そしてそれは透けて見える。
オレ一人でコミュニティをやってるわけじゃない。俺はあくまでも舵取りをしたり軸を決めたりバランスをとったり、そういう事をしてるだけであって。
オレ一人の力なんかよりも、メンバー数人の力が合わさった時の方が力は強いに決まってる。
あと、俺が管理する時はメンバーの熱量を高くする設計を考えるようにはしてる。
たとえば承認欲求を満たせる場所を作ったり参加したくなる仕組みを考えたり。
協力するために参加しようと思ってもらうのではなくて、自分が楽しみたいから参加しようと思ってくれる仕組みを作っていかないと回らない。
ときには需要があってもなくても自己満足でやらせてもらう事もあるけどな。笑
俺がやりたい活動じゃないと、俺が続かないので、それは俺にとって必要なこと。
俺もメンバーも楽しく快適で幸せなのがいいので、そうなるように俺も極力自然体でやっていく。
そうする事によって自然体の俺で接する事がベストな状態が生まれる。
作った自分で構築してしまうと、ずっと作った自分でいなきゃならないでしょ。
それは幸せじゃないよ。立派な人を演じるのは簡単だけど、出せないところもあるけど、出せるところまではダサい自分もダメな自分も出す。
変な期待はさせない。笑 ちっぽけな人間ですよ。笑
それでも関わってくれる人って最強じゃね?って思ってる。
これが出来るのは自分がコミュニティを運営してるからなんよな。参加側で「いや、俺は俺だから。」とか言い出したらマジでヤバいやつじゃん。笑
いや、だったらお前が自分でコミュニティ立ち上げて自分で1からやれよっていう。笑
人にそう思うから、俺は実際に自分でそうやって立ち上げていってるわけなんよな。
俺は自分のやりたい事が明確にあって、重要な部分は譲りたくないからそう出来るようになんでも自分で立ち上げてる。
それが自分の性に合ってるから。俺がどこかのコミュニティに属したところで、本当の力を発揮出来ないのは目に見えてるから。
誰かのやり方では無理なんよな。
もし、コミュニティで信頼関係を構築出来ない人がいるならこういう方法もあるというのは知っておいて損はないと思う。
ただ、普通に考えて出来上がったコミュニティに参加させてもらう方が効率はいいだろうと思う。
立ち上げて形にするまでが長いから。
人それぞれ性分があるからな。一般的な方法で信頼関係を構築するのが難しいなら自分にカスタムした方法でやればいいとは思う。
どうしようもなく人間関係を構築するのが難しい人っているから。
俺は生きていく中で人に合わせるという方法を身に着けたけど、本来そんな人間ではないのでやはり今のやり方が合ってる。
自分を知るってだいじね。
好き勝手やりたいなら自分で立ち上げろ。それが出来ないなら極力感覚が合うコミュニティに属してそのコミュニティの方針に従え。
その二択なんだと思うよ。
やるならどちらにせよ、とことんだな。
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