冷静に自分が凄いなと思う人を見渡してみたりするんだけど、今成功している人って、結構お金にそんなに執着がない人が多いような気がしてる。
世間的には金の亡者のように思われているような人も、人となりを知っていくと全然そんな事なくて、使っているのは贅沢な物を買うためではなく自分がやりたい事に使ってる。
このやりたい事は、個人的な事というよりも周りを巻き込んでいくような活動が多いように感じる。
お金を湯水のように使ってブランディングするっていう人もいるけど、あれはいつか終わりが来るよね。ブランディングする事自体にお金を使っているので、それは投資というより限りなく消費に近い投資であり、複利で増えていく事は考えにくい。
現代の信用についてよく考えるんだけど、ケチな人って恐らくこれからの時代厳しくなると思ってる。笑 これはお金だけの話ではなくて、例えば知識やスキルなどもケチるかどうかってあるじゃん。
クリエイターがバイトみたいな時給でやるのはおかしいっていう考えあるよな。俺もそう思うし、実際今までの価値観だとそうなんだけど、信用を現金化出来るようなサービスが増えてきている今、必ずしも報酬が高いほうがいいかっていうのはちょっと分からなくなってくるところ。
例えば、自分の知識やスキルを高くしか売らないと考えている人がいる。重要な部分はお金を払わないと見せない。当然と言えば当然の話しだよね。
逆に、すべてのスキルも技術も時間が許す限りすべて開放して分け与えていた人がいるとする。今の時代、どっちが成功するかと聞かれたら俺は後者のような気がしてるんだよね。
その理由は、SNSなどを通じて信頼関係が可視化されつつあり、いい所も悪い所も隠せなくなってきているから。お金を受け取っていない代わりに信用が積み上がっていく。これが沸点のようにある一定のラインに到達するとそこから何をやってもお金を払ってくれる人が出てくる。この現象を色んな場面で見てきた。
そうなると、例えば下手だけど人気があるYouTuberがゲームをするほうが上手いけど人気がないYouTuberがゲームをするより稼げてたりする。
先が見えないサービスをどんどん出している人も、信用があればそこにお金を出す人が殺到してる。その人達が何をやってきたかというと、大体役に立つサービスを作っていたり、圧倒的に役に立つ知識を提供し続けていたりする。
この人達がお金と交換で…と考えていたら、今のような広がりはなかったと思うんよな。極端な例もたくさん出てきてる。圧倒的に人の役に立ち続ける人が勝つ時代に入ってると思う。
そう肌で感じるから、一人でちまちま家で仕事をしている事に焦りのような物を感じる。周りに影響を与えていないのは、お金を稼いでいないことよりもきっと損失。
お金を稼いでいたとしても、信用を積み上げていっていないなら永遠に1馬力でいくような感じなんよな。
一昔前までとお金の概念自体が大きく変わってる。俺達が子供の頃に見たお金、教わったお金の概念と現在のお金はかなり意味が違ってきてる。
よりツールよりになった感じがある。気軽に感謝の為に使われる場面もよく見かける。例えばYouTubeのスパチャやSHOWROOMの投げ銭のような感じで。
お金は道具としての要素が強まってる。クリエイターにとってはいい時代。だからこそ、もう一度クリエイターや自分の好きな事で生きていこうと考えている人は在り方を考え直したほうがいいかもしれない。
ただ、吸血鬼のように「無料」を食い漁る全く感謝の心を持たないやつも存在しているので、そういう人に時間を奪われすぎないように注意しなければならない。
感謝の心を持ち、共に未来を見れるような人達と一緒に歩けるような方向性を考えるべきだ。
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