人を応援するという職業。もしかしたら全ての職業がそう言えるのかもしれないけど、これが成立しやすい時代になっているのかもしれないと感じた。昨日、西野亮廣さんの新世界という本を読んで感想を書いた。
すると、西野亮廣さんの公式フェイスブックページでシェアしてもらえたりTwitterでリツイートしてもらえた。以前、革命のファンファーレの感想を書いた時もそうだった。
しっかり時間を取って書いた物が評価されるのは嬉しい。特に、ウェブライターという仕事を現在主軸に置いて生活しているので。この思考日記ではダラダラ書くだけで構成もなく段落もつけない。
気分転換や思考の整理がメインなので、他の事に気を取られたくないからだ。今、現代のお金の本質を見抜いている方々は有名人でありながらあえて一般人と距離を近くしている。
「信用」がこれからの時代のキーワードになるからだ。クラウドファンディングやオンラインサロンで成功している方は信頼の値がずば抜けている。
一昔前の「人に嫌われない」を実践していたならこの数値は稼げない。嫌われないようにする事が信用を勝ち取るということとイコールではなくなってる。
短期のトレンドで売り抜ければいいみたいな考え方も絶対に持っていないのが分かる。それをやっちゃうと信用が落ちるからだ。短期的にお金を失ってでも信用を勝ち取りにいくというのが彼らのスタイル。
そしてそれが理にかなっているというのを本当に感じる。お金を求めて目先のお金を手に入れようとし続けると、徐々に信用の値は下がっていく。この辺は人の心理がかなり絡んでくるので難しいながらも考えるのが楽しい。
人を応援するという職業が成立するようになると思ったのは、こんな時代背景があるからだ。時代を先導している方々の人との距離のとり方を見て、真似をする有名人が増えてくる。無銘な人達は、彼らのコミュニティの中で上手く立ち回ったり、外部からでも今回のようにブログにまとめたりすれば向こうから見つけてくれる時代になってる。
これを繰り返す事で自分自身のフォロワーを増やし、信用の値を高めていくことは可能だと思った。有名人の周りにいる人達は、その有名人のファンである可能性が高い。
その有名人に有益な事をしたり、ファンが喜ぶ事をし続ければ、例え短期的にお金にならなくても見えない所で信用値が高まっていく。
これと同様の効果を無名の人がやろうと思うと、まずリーチ出来る人の数自体が小さいので圧倒的に労力に対するコスパが悪い。
ここで気をつけないといけないことは、エゴを出しすぎるとウザくなるということだ。あまりにも媚びている、しつこい、自分アピールが激しい、そんな人は求められていない。
そもそも、その有名人にファンは興味があるわけであって、お前に興味があるわけじゃないということは覚えておかなければならない。
そこを勘違いすると、信用値はむしろマイナスになる。
時々いる、「ちょっと絡むだけなら楽しい人なんだけどね…。」みたいなタイプの人だ。長く関わると疲れるというかなんというか。そこのバランス感覚は大事。自分を押し付けるのではなく、あくまでも補助的な位置づけで立ち回るということ。
俺の場合は、基本的に普段自分のテリトリーから出ないので、あまりこの手の動きはしないが、西野亮廣さんに関しては本当に凄いと思っているので信用値がどうこう関係なくやる意味はあると思ってる。
自分が家でカタカタ書いたブログをその人の手でシェアしてくれ、一言コメントを添えてくれている。それだけで嬉しいじゃないか。そこに時間を使ってくれているんだ。凄いこと。
メチャクチャ忙しい人が時間を使ってくれるというのは、暇な人に時間を取ってもらうのとはわけが違うと思ってる。いくらでも時間を取ってもらいたい人が存在する中で、数分の時間と少しの労力でもかけてもらえた事というのは想像力がある人なら凄いことだと理解出来るはずだ。
それと、レターポットを送ってくれた方が複数名いた。これも嬉しかった。自分の行動で反応してくれる人がいる。これは本当に凄い事だ。レターポットを送ってくれた人もそこに時間を使ってくれている。有限の文字を送ってくれている。
昨日書いたブログは4000文字程だった。時間と労力は、感謝の気持ちを持っている人に使いたい。信用を大切にしている人に時間と労力を使うことは、短期的にお金にならなくても大きなメリットがある。
ただ、あまりメリットばかりを求めて行動するというのは気持ちが悪いので、本当に自分がやりたいと思った時に、やりたいと思った人に惜しみなくするのがいい。
無料でやったとしても信用値は確実に上がっている(ありがた迷惑じゃなければ)。
相手が求めてもいないような事をすると逆に信用が落ちる事もあるだろうし、出来ると言ったのに出来なかったら信用が落ちるかもしれない。クォリティが低いものを鬱陶しいくらいに押し付けるのも信用が落ちると思う。
例えクォリティが高い物を作れたとしても相手のペースを乱させてまで自己アピールをする人も信用値は下がる。
あくまでも自分主体の事じゃないのなら、主役は自分ではない。協力する立ち位置の人が我が強くて自分アピールしまくって周囲をドン引きする光景なんていくらでも見たことがある。
主催者はきっと、協力してくれる人を大切にしたいと思っているのに、自分アピールをしまくって迷惑をかけた結果、主催者に言いたくもない事を言わせてしまう人がいる。
しかも、「私はこんなに協力したのにあの人は酷い!」なんて言う。理解力がないことは本当に恐ろしい。こんなコントのような人が世の中にはたくさんいる。
たくさんの人達と関わるということは、このような人の対処もしないといけないということだ。本来時間を取らなくていいはずの所で時間を奪われ、労力も奪われる。
話しても平行線、理解力がないので自分の何が悪かったのか理解できない。おまけに悪いと思っても認めない。
今まで俺自身がこのような人に圧倒的に時間を奪われたり労力を奪われてきた経験から、この手の悩みは本当に理解できる。色んな対処をしてみたが本人に理解力がないので本当に難しい。
人を応援する事が職業になっていく人は今後増えるだろうが、上記のような人もいるので、誰でも出来るとは思っていない。相手の立場に立って想像力を働かせられる人が信用を勝ち取り生きやすい時代になると思う。
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