大きく分けて支える事に特化した人と貫く事に特化した人が世の中にはいると思うんだ。
もちろん、どちらかではなく、バランスはそれぞれにあるとは思うし、器用な人なら空気を読んで臨機応変にどちらも出来る人もいるかもしれない。
けど、本質的にどちらかに偏ってるんじゃないかと思ってる。
大概の人はどちらも出来るということではなく、どちらかに大きく偏っているものだ。
俺は明らかに貫く側の方。
特徴として、人の言うことを聞くのが嫌い、自分の上に人がいる事にとても違和感がある。
我儘、思ったようにしかやりたくない、出来ない。
特化した事以外は不器用。
自分の考えや、何をどうしたいかというのがほとんどの場合明確になっている。
支える側の人の特徴は、自分がやりたい事というのが不鮮明な場合がある。
人が喜んでくれる事が自分の事のように嬉しい。
自分より人を優先してしまう事がる。
指示がないと不安になる。
新しいアイデアを自分で出し続けて形にいく事より、率先して動くリーダーについていってサポートする事が得意。
自分の力が組織にとってプラスになると嬉しい。
貫くのが得意な人はが支える側にまわるとストレスがたまるし、上手く出来ない事が多い。
逆に本来支える事が得意な人が貫く側に回ると何をどうしたらいいかわからず自己嫌悪に陥りやすい。
自分の属性を見極めてその属性の中で特化していく事が一番力を発揮できることだ。
俺が雇われて労働をしても、たかがしれてる。
支える事に特化した人間じゃないからだ。
俺が今までやってきた活動を、支える側の人が代わりにやったら、恐らく対人恐怖症になってしまうだろう。
陰口悪口、どれだけ丁寧に接しても文句いうやつがいる。
合わない価値観に苛まされたり。
でも俺は貫く側だからそういうのに対しては結構大丈夫。
雇われて労働する事に関しては、やはりストレスをためながらやってた。
普通の人がストレスに感じないような事もストレスになるので本当に向いてない。
自分のペースで自分の思ったやり方でやる事で俺の場合は力を発揮できる。
支える側の人は的確な指示を、出来るペースで割り振られる事で力を発揮できる。
よく見る不幸が、本来支える側の人が貫く側に憧れてやってみるけど、実際やってみたらどうにもならない感じになるというもの。
支える事が上手だからといって、貫くのが上手とは限らないというのは当然の話し。
営業でかなりの成績をあげていた人が独立したら上手くいかなかったみたいな話はよくあるよね。
そもそも会社の看板で仕事してるんだから、その看板を外したら話は変わってくるしね。
貫く側の人は、孤独と付き合う事を知ってる。
いつもいい時期ばかりではない。
最大の味方が最大の的になる事だってよくある話し。
数年前共に活動していた人が、今はもう見たくもない。。ということだってよくある話し。
それでもやっていけるのか。
支える側は、矢面に立たされる事は少ない。
それは貫く側が全てその役割を担っているからだ。
どちらが凄いという話でもなく、自分の適性を見極めて、もう片方の属性の人といい感じに関わっていく事がお互いにとって最良ということ。
貫く側は単独でも動けるしある程度結果は出せるかもしれないけど、支える人達がいてくれてこそ何倍にも力が強くなる。
支える側は無理に自分でアクションを起こす事を考えるのではなく、貫ける人と協力してアクションを起こすべきだ。
ストレス無く出来る範囲というものがある。
趣味と仕事が一緒。。という人が世界にはたくさん存在してる。
それは、己を知り、最大限力を発揮できる立ち位置で動いているから。
何をやるか、どうやるか、全て自分に合わせてカスタマイズしてるからなんよな。
支える側の場合は基本的にマニュアルがあったほうが楽だと思う人が多いので、その部分も貫く側とは正反対。
辛そうなリーダーを時々見かける。
あ〜、この人本来支える側の人なのに、すごく頑張ってるんだなぁ。。と思う。
逆に、この人貫く側のはずなのに雇われて苦しそうだなぁ。。とか。
支える側にもレベルがあって、レベルが高い人はNo.2に特化している人もいる。
なんだかそういう立ち位置とか関係性とか心理とか見たり考えたりするのが好きなので、人と接する時にこの人はどういう人なのか、何を言いたいのか、考えているのか、どうしたいのかを見ていく癖がついた。
自分の事も時々そうやって客観的に見るようにしてる。
支える側にいけば安定を受け取りやすい。
貫く側にいけば自由を受け取りやすい。
自由を求める支える側や、安定を求める貫く側は精神的にずっと落ち着かず幸福度を感じにくい。
そこは方法を考えていくしかないよね。
自分の属性から出てしまえば、「自分の属性の中なら使えるスキル」さえ使えなくなるのだから。
上手くいかない時も、上手くいく時も、自分の属性の中で考えるようにするべきだと改めて思ったよ。
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