サポートタイプの人がトップになったり、トップになると力を発揮出来る人が従業員になったりすると本来の力を発揮できないっていう事はあると思う。
オールマイティに動ける人もなかにはいるかもしれないけど、オールマイティに出来る代わりに一つの事に特化するのは難しかったり。
自分の属性が何なのかって結構みんな考えて生きてると思ってたけど、案外そうじゃないのかもしれない。
明らかにカリスマ性があるタイプじゃないしどう考えてもサポートタイプなのになぁ…と思う人が孤軍奮闘してるのを見かけると勿体無いなぁと思う。
ただ、向いてるかどうかとやりたいかどうかっていうのはまた別の話なので、求められなければ伝えないけど。
細かく分けると色々あると思うんよ。ナンバー2の位置づけに合う人とスタッフとして奔走するのはまた違うスキルだと思うしな。
大きく分けると、トップに向いてる人、ナンバー2に向いている人、スタッフに向いてる人に分けれると思う。
トップに向いている人は0を1にする事が得意。その代わり、同じことをずっとやり続けるのは苦手。
ナンバー2に向いている人は1を10にする為に指示したり全体を把握するのが得意。トップのサポートをしっかり出来る。その代わり、0を1にする事は出来ないし具体的な特化したスキルがない人もいる。
スタッフに向いている人は言われたことをそのままやれる人だと思う。やっていることの意味を把握し、必要なことを提案出来るのもいいかも。スタッフに向いている人は自分ひとりでアクションを起こすというのが苦手な傾向にある。トップに向いている人は一人でもやる。
これ、自分をどこに置くかを間違えると地獄なの分かるよな。笑 この分け方はざっくりしすぎだけど、大体こんな感じ。人を見るときに細かくこの人はこういう事に向いていてこういう事が苦手なんだろうなぁっていうのは話してたらわかるじゃん。
それを踏まえた上で適材適所やっていけたら無理がない。俺は俺の適性を自分で考えてフリーランスという道を選び今も継続しているけど、従業員を続けていたら地獄だったんよな。笑 逆に、従業員に適している人がフリーランスになると地獄を見るかも知れない。笑 何にストレスを感じるかっていうのも人それぞれだしな。
だから、社長だからいいとか従業員だからダメとかそういう話じゃないと思ってる。幸せならええんよ。
出来るだけ俺は属性を細かく知って適した事を適したやり方でやるのが無理がなくていいと思ってる。自分だけではなく、他の人も全員そうだったらストレスが軽減されて結果的に周りの人に優しくなれると思ってる。
この属性を無視して色々やってみたけど、やはり幸せという観点でいうと属性に沿っている方がいいと実感してる。やりたい事が見つからないという人はこの属性がちゃんと分かっていないからというのも原因の一つだと思う。属性によって大きく違うから。
今ざっくり3つに分けたけど、もっと細かく自分の中では色々あるんよ。空気が読めるタイプなのかとか、自分を優先するタイプなのかとか、ネガティブな思考に陥りやすいかとか、職人肌かどうかとか。
複雑な要素が絡み合って一人の人間の属性があるので、本来は簡単にカテゴライズ出来るものではないんよな。何をやるかによって重要視する要素も違ってくるのでその都度判断するようにしてる。
そうはいっても、一発で全部を当てれるかどうかは分からないので関わっていく中で修正しつつ見ていく感じ。こういう考え方だと、予めめんどくさそうな人ってなんとなくわかるんよ。笑 あと、目を見るとこいつめんどくさい人だ。って分かるときもある。なんていうんだろ、あの独特な感じ。悪意がある人の目ね。感情が見えないというか。
ちょっと関わって「あ〜。そういう感じね。」っておもうことも結構ある。逆に、ちょっと関わっただけでも「この人絶対おもしろいわ!」って思うこともある。それである程度距離感を考えてる。
なんか属性が明らかに合わない事をしている人を見るとモヤモヤするので、見ないようにしてしまう。笑 「うわ〜、そっちじゃないのになぁ…。」なんて思ってしまうから。俺が判断する事じゃないんだけどさ。笑
でも俺ももっと上の次元の人から見れば間違いだらけでモヤモヤさせてんだろうな。笑 どこまでいっても上には上がおるからな。人間的なレベルって存在してると思ってて、この人間的なレベルが高い人から低い人を見ると、何を考えているのか手に取るように分かるようになっとるんよな。
子供の嘘を大人が簡単に見破れるのと同じ。なんか言語化出来なくてもなんとなくわかるじゃん。あれ。整合性が保ててないというか。でも本人は全く分かってないしどこがおかしいと指摘しても嘘をつきつづけるよな。笑
大人は言葉だけじゃなくて行動とか雰囲気とかリアクションとか総合的に見てる。だから本人がどれだけ口で嘘を言ってもあまり意味がない。考えている事は行動に出るので、そこだけ見てれば分かるというか。
この精度が人間的なレベルが高い人はすごいんよ。言語に頼りすぎていない。属性を見るのはまさにこれなんだと思う。だから俺よりもっと人間的なレベルが高い人はもっと詳細に分かるんだと思う。まるで未来が見えているかのように。
これをこうしたらこうなる、この人はこういう属性でこういう考えだからこのままいけばそりゃこうなるよね。っていう道筋が見えるんよな。だから、分かる人からすれば当たり前すぎる事なんよな。
これは未来を予言しているんじゃなくて、正確に想像が出来るという事なんだと思う。成功している社長が人間的なレベルが高い人が多いのはこういう要素も含まれていると思う。
属性を意識して人と関わると人間関係のストレスは大幅に減る。あとは、合わない人を切る覚悟と嫌われる覚悟。ほとんどの悩みは嫌われたくないからというのと失敗したくないからということに起因する。どうしたいかというのは本人の中で決まっていて、相反する感情(嫌われたくない、失敗したくない)があるから悩んでいるという状態が生まれる。
悩んでいると思い込みたいんよな。「悩んでいる」という状態を自ら作り出して問題を先送りにしてる。悩んでいる間は行動しなくていいから。防衛本能の一つだと思ってる。だから嫌われる事と失敗する事を許してしまえば「とりまやってから考えるか。」ってなる。実際のところ、ほとんどの事はやってみないと分からない。やってみて感じたことをもとに次の一手を考えるのがいいと思ってる。
俺の場合、「まず失敗してみよ。」って思う事もある。笑 こうすれば失敗するという事例をたくさん自分の中で積み上げていって、消去法で成功に導く。こっちの方が早いことも結構ある。恥をかく事以外は失うものがない。笑 いつも出来るかというとメンタルが強いわけではないから出来ない事もあるけどな。ほんまは一番これが早いと思ってる。
自分と全く同じ属性が必ずしも相性がいいとは限らない事も注意せんといけんよな。どっちもトップになりたいタイプの場合、ポストが一つだと最終的にぶつかるのは目に見えてるもんな。ナンバー2同士で何かやる際にも決め手にかけるというか1歩踏み出すのが難しかったり。やっぱ適材適所なんだと思う。これを意識した組織が作れたら面白いなぁって思う。ただ、向いている事とやりたい事が違うってさっき書いたけど、そこが難しいところではある。
幸せなのが一番いいよね。理解されない場合は、やりたい事をやりたいようにやってれば最終的に属性の存在に気付くので、ショートカットさせてあげたいと思うけど理解出来なければただのおせっかいでしかないので関わるべき時期がまだ来ていないのかなと納得するようにしてる。あえてやりたい時期だってあるしな。俺にもあったから。合わないと思ってもやってみたいっていう事はある。それは単純に興味と確認作業。やっぱ合わんかwwwって大体なる。笑
楽しく幸せにしてればなんでもええんよ。上手くいかせてあげたいと誰に対しても思う(まずお前がお前の生活を上手くいかせろよw)んだけど、ちょっと探りを入れて必要ないと思っていそうな場合は何も言わない。このスタンスでこれからもいったらいいんだろうな。
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