俺の価値観だと、自由の方がお金より価値がある。
だから、正社員になるという選択肢がもともとなかった。
高校に入る時にフリーターになるという事は自分で決めていて、親にも伝えていた。
色んな仕事をやってみたけど、やはり考えは変わらなかった。
そしてフリーランスになった今も変わってない。
これは自分の中での答えとして納得しているけど、他の人が同じ答えにたどり着くとは限らない。
無数にある価値観の中で、俺は俺の価値観を表明していく。
一般的な考えと違っても構わない。
雇用されている時、本当に苦しかった。当たり前の事を当たり前に出来ない自分にも劣等感を感じた。
でも、自由になりたい事を仕事からの逃げに使いたくなかったので、あえて自分が苦手な触手に2度ついた事がある。
パチンコ屋さんと工場だ。
もともとパチンコもスロットも一切やらないので、知識もない。
タバコも吸わないし普段大音量の音を聞くこともない。
肉体労働や体育会系のノリが何より苦手。
パチンコ屋さんで働く前からイメージでまさにこれらが揃っている職場なんじゃないかとは思っていた。
思ったよりブラックな感じではなかったけど、イメージはほぼ当たっていた。
やっていて、向いてないなぁとすぐに思ったけど続けた。
3ヶ月もやればそれなりに慣れる。
人間関係がある程度作れたら仕事の辛さも少しは軽減できた。
工場はもっと過酷で、2交代制で12時間労働が基本。
2日行って1日休みとか3日行って1日休みとかそんなスタイル。
仕事に行きたくない感が半端ない。
気付いた人もいるだろうけど、こんなスケジュールになっているのは連勤でこれ以上やると精神が持たない人が多いからなんだと思う。
工場には派遣で行ったんだけど、自分にとっては今までで一番キツかった。
やはり、合わないだろうなぁとやる前から思っている仕事はことごとく合わない。
一度だけお金とは関係なくオシャレなお店で働いてみたいと思って働いた事もある。
想像通りすごくいい経験になった。
やりたくない仕事は給料が良かったのでなんとか乗り切れたんだとは思う。
ただ、時間を切り売りしている感じが半端なかった。
心を無くしてその対価としてお金をもらっていた。
一生続けるつもりはもともとなかったけど、想像するだけで絶望した。
経験として、絶対自分の意思で選ばないであろう職種をあえて選んだ経験は貴重なものとなったけど、絶対二度とやりたくないと思った。
自分の中で、自由になりたいという事を言い訳に使っているんじゃないかと思った時期があり、それを確認する為に、自由になる為にやりたくない仕事が出来るのか試してみた。
一度経験しておく事で、この自問自答は止んだ。
雇用されて給料が高くないと続けられないくらいキツイ仕事もやって、給料が安くてもやりたいと思える仕事もやった。
そして今フリーランスになっている。
工場で働いていた時の仕事に行くのが憂鬱な感じ。あれを今も毎日のように感じている人がいるのだとしたら、フリーランスにしてあげたい。
確かに正社員で頑張ったらたくさんお金をもらえるのかもしれない。
そういう幸せもあると思う。
でも、お金より自由の方が価値があると感じ、自分らしくいられる時間のほうが価値があると思う人は目指したほうがいいと思う。
フリーランスは全て自己責任だけど、かなり成立しやすい時代になってる。その事を知らない人が多い。
やりたくない仕事を毎日やれる根性があるのだとしたら、フリーランスになるのはそんなに難しくない。
色んな想いを持ってオンラインサロンを運営しているけど、色んな事を独学でやってきた過去の自分が欲しかったものを詰め込みたいと思ってる。
一番思うのは、気軽にちょっと人に何かを聞く事って結構難しいんよね。
だから分からない事を気軽にちょっと聞けるような場所があるといいなと思った。
特に、工場で働いているときとかに周りにフリーランスの知り合いなんていなかったし、いたとしても忙しそうだし相談するのって難しい。
オンラインサロンならわからない事を聞ける。
何より、辛い気持ちを分かってくれる人が教えてくれるほうがいい。
そういう意味でも当時の経験は活きると思った。
他にもオンラインサロンを作ったきっかけは色々あるから興味がある人はこちらを見て欲しい。
工場で働いていた時、1日の半分は拘束され、帰っても死んだように眠るだけだった。
24時間のうちにどれだけの時間を自分でいられる?そんな計算をする日々だった。
ボロボロになった体をバイクに乗せて引きずるように帰宅して眠り、翌日もまた仕事をして。。
これを当たり前にこなせている周りの人達が異常に思えた。
相性ってある。合わない事は経験としてやってみるのはいいけど、結局合わなかったという再確認にしかならない。
工場の時は人間関係は作らないと決めていたけれど、なんだかんだで話しかけてくれる人っているんだよね。
だから少し話せるようになった人もいた。
仕事において、話せる人がいて人間関係を作れているかっていうのは大切な事だとは思った。
どこで何をやっても、結局話しかけてくれる人がいた。
上手く馴染めないときも難しいときも、優しい人って存在している。
声をかけてくれるのを待っているんじゃなくて、工場勤務の時のように人間関係を作らないと頑なになっている男の心も優しさは溶かしてくれるんだと思った。
本当昔から人に恵まれてるんよな。
人間関係にうんざりしたときもあるけど、色んな人に助けてもらってきたから今があるよ。
助けてくれた人とは簡単には縁を切らない。
本当に分かり合えない事があれば絶対切らないとは言い切れないけど、極力縁を切らない方向で考えはする。
距離を取るなど絶縁する以外に模索をする。
縁を切らない事が相手にとって最良とは限らないけどな。
明らかに考え方が変わる事って誰にでもあるし。
自分と正反対の価値観になってしまったならその時は考えないといけないとは思ってる。
仕事にも人にも縛られず生きていけばいい。
本来、人は自由なのだから。
会社員というワークスタイルが合わない人が一生会社員やって定年退職して、老いた体といくばくかのお金を手元に残し、幸せだろうか。
幸せな人もいると思う。でも、結果、幸せだと感じない人も一定数いると思う。
お金はあるけどやりたい事を見つける暇もなく働いてきて、いざ何もやらなくていいよって言われてもよくわからないと思う。
人生レベルで考えた時に、お金の価値ってどれほどあるだろうか。
生活する為に必要なので、絶対いるものだけど、お金を稼ぐ為だけに言うことを聞いてしまうのは何かの思うツボのような気になってしまう。
学校も仕事も、絶対行かないといけないなんて事はないんだよ。
一般的な考えに流されないで。
自分の人生は自分で決められるのだから。
辛い現実があるなら、過去の自分が無意識のうちに辛い現実を引き寄せる行動をとってしまってんだ。
変えられる。
お金と自由、どちらの優先順位が高いのか一度真剣に考えてほしいと思う。
本当にお金の方が優先順位が高いのであれば、辛い仕事も乗り切れるだろう。
でも、自由の方が優先順位が高いのであれば幸せになるにはお金が無い時期を覚悟したらいい。
そこさえ受け入れられれば自由は一気に近づく。
自由であるという事は、お金の有無に全く関係ないので、状態としてお金があるときもあれば無いときもある。
お金がない事は自分の実力とイコールではないという事を理解すれば、お金がない自分も愛せる。
お金がないというのはただの状態であって、「全て」ではないし価値そのものでもない。
世間一般的にお金がない人をバカにする風潮があるけど、自由な人ってそもそも批判されるからね。
あらゆる覚悟を決める事になる。
その覚悟の数だけ自由になれるという仕組みなんだと思ってる。
お金が手元にあっても無くても、その人の価値は変わらないよ。
一生うんざりする事をし続ける事ではない。
それが世間でどれだけ正しいと言われていることでも。
個人の人生レベルで考えれば、常識に縛られすぎると後悔する事はあると思う。
その理由は、常識って案外簡単に変わってしまうから。
少数派が多数派に切り替わる瞬間ってある。
スマホを持っていない人が多かった時代からスマホを持っているのが当たり前になった時代を経験した人は多いでしょう。
持っていない事が常識だった時代は「固定電話で十分」という価値観が多くなっていた。
今はどうだろう。「スマホも持ってないの?」とバカにされるかもしれない。
これくらい曖昧なものなんだよね。
だから多数派に乗るのってリスクでしかないし、自分で考えて舵取りしていったほうがいいに決まってる。
今少数派の考えだったとしても簡単に変わっていくのだから。
状態で自分の価値は決まらない。
お金があってもなくても自分は自分だし、常識に当てはまっても当てはまらなくても自分は自分だろ。
関係ないんだよそこは。
だから、世の中の大多数の人がいい学校に行っていい会社に就職して一戸建てを買って家族とペットと過ごす事を幸せだと定義したとしても、その誰かが作り上げた大多数の幸せの定義に自分がおさまる必要はない。
その状態を作る前から想像したらわかるじゃん。自分にとってそれがベストかどうか。本当はみんなわかってる。
一般的な幸せの定義から外れた幸せを求めてもいいんだよ。
誰もが自分の本心で幸せをカスタマイズしたらいい。
感じ方や考えが違って当たり前な世の中で大切なのは、足並みを揃える事ではなく、違いを受け入れる事だろ。
足並みを揃えようとすると無理があるし、「あいつがいう事聞かない」ってなる。
そもそも生きてるルールが違うんだからお前のいう事なんて聞く必要ないって話で。
価値観の多様性を認め、「あなたはそういう考えなのね。でも僕はこう思う。お互いの考えを大切にしよう。」でいいじゃん。
一つにまとめる必要はない。話して一つにしたいのであればいいと思うけど、誰もが自分らしく生きていける時代なんだからさ。
「そういう考えもあるのね。勉強になった。でも俺は俺の考えでいくわ。」でいいじゃん。
周りの目を気にしていると生きにくい時代になったと思うよ。
ネットではハンドルネームで思ってる事を無責任に発言し放題だから。
ただ、これも実は匿名と思っているけど本当は全然匿名じゃないんだよな。
発言も自由だけど、匿名だと思って言いたい放題言ってる人は後々必ず責任を取らされる事になる。
AIが生まれた時点で想像力を働かしたらわかることだとは思うけど。
自由を求める人とはオンラインサロンで色々語っていきたいな。
その為にこのブログで自分の考えを語ってる。
きっと、合う人は何かしら感じてくれると信じてる。
オンラインサロンという接点がある事で、関係性を構築していける。
会社員からフリーランスに絶対なりたい人は、よっぽど日本語が出来ない以外は出来る時代だと思ってる。
少なくともこれを書いてる今は。
その方法もオンラインサロンの中では書いたし、聞かれればオンラインサロン内で答える。
俺はフリーランスになって、雇用されていたときとは比べ物にならないくらい自分らしくいられる時間が増えた。
更に自分らしくいられるようにオンラインサロンをやる事にした。
同じような感覚を持っている人たちと仲間になれたら面白い。
過去にたくさん名刺交換をしたけど、ほとんど意味がなかった。
関係性を構築出来る場所が必要なんよ。
だからオンラインサロン。
一生会社員やって苦しむくらいならお金に困ったほうが良い。
俺は心からそう思うよ。
同じ気持ちの人は連絡してきて。
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