珍しく人の組織にまで所属してやってみたのが地域活性化の活動。もちろん、自前での動きもやってみた。その結果、今思う事。
フクノワという活動に参加していた事がある。スタジオLと福山市と福山市民が三位一体となって地域活性化を目指すというもの。
これに参加する事になったきっかけは、ある社長さんとお話させてもらった時に地域活性化をしたいと話した事がきっかけで福山市役所に自分から飛び込んでお話をさせてもらった事だった。
福山市1階の受付にいって「福山市の地域活性化に協力したいのですが、どこに行けばお話を聞いてもらえますか。」と言った。正直、俺はそんなタイプではないので自分でも似合わないなぁと思った。
当時、ブログとSNS、コミュニティ運営でちょっと数字作れていたのですんなり話は聞いてもらえて、何かあったら連絡しますと言ってもらえた。
そこで終わりかなぁと思っていたある日連絡があって、ちょうどフクノワをやるタイミングだったらしく、スタジオLの人が家に会いに来た。
それからまた時間が経って福山市民50人くらいが集められフクノワの前身となる集まりにいく。
ワークショップを繰り返して形になり何度も社会実験をやった。
情報発信チームに所属し、そこでの成果から仕事に繋がることもあった。
大型施設の責任者さんや福山市役所の偉い人等、市民の中にも普通には会えないような社長さんクラスの人がたくさんいて、もちろん会社員さんもいたし、学生さんもいた。
年齢層も様々。だから面白いというのはあった。
個人的にはキャスパが復活して欲しいという想いを持っていて、それは今でも持っているのだけれど、詳しい人に話を聞いたけどどうにも状況的には難しいようだ。
今月末、フクノワではないけれどフクノワに参加しなかったら出会えていないであろう人に仕事として撮影と映像編集の仕事を頼まれた。
久々の社会実験をじっくり見る機会なのでわくわくしている。
基本的にアウェイな場所に飛び込んで立ち回るという事はしないので、このフクノワに繋がった自分自身の動きというのは今から考えても不思議な程にイレギュラーだった。
でも、やってみて良かったと思えた。立ち上げのタイミングだったということもありアウェイ感もそんなに感じなかったと思う。
地域活性化の動きに参加したのはそんな感じ。
自分が作った組織での地域活性化では、地域おこし協力隊の人が当時よく動かしていた遊ぶ事が趣旨のコミュニティに参加してくれて協力する事にした。
それから空き家改修、店舗の立て直し等やった。
コミュニティを長くやっていたので人がいないとか集まらないという事はなかった。
今はこの動きは活動していない。
そして今。
自分発信じゃない所に飛び込んだ事、自分で作ったコミュニティでやってみた事を踏まえてやっているのは福山市近郊の情報と感想を集めるグループを運営している。
3100人程のメンバーがいるFacebookグループ。
これはワンマンで運営していて、支援を募ったこともある。実際に支援してもらって非常に助かった。
活動をしていくには必ず資金が必要だ。なくてもそれなりには出来るけど、そうしようと思うと何かしら犠牲になる。
資金がなくても出来る事はあるが、資金を作らない理由はないと今の俺は思っている。
わざわざ0円でやったり持ち出しだけで回していくのには限界があるし、お金の為にやっているの?と思われるかもしれないけれど、答えは「お金の為ではないが、活動がお金になってもいい。」とは思っている。
そのほうが回るし、何より楽しくやれる。ギスギスすることもない。考える限り悪いことはないように思う。
どうしてもお金に関しては価値観が分かれるところだし、無料でやるのが崇高でありボランティアでやるのが偉いという風潮は根強い。
わかったうえであえてお金に関してもしっかり考えていきたい。
それが出来るのも自分が作ったものだからだ。最終判断は自分が出来る。これは大切なこと。物事が進まないのはたくさんの意見の間を取ろうとするからだ。
それでは平均的な答えしか導き出せない。無難な方法には落ち着けるかもしれないが、革新的な決断をする妨げになりかねない。
俺が思うやり方は、まず俺の価値観、やり方を知ってもらう。それに賛同する人だけを集めてやるということ。
これならばもともと賛同してくれてる人達なので話が通りやすい。もちろん、細々としたところで賛否は分かれるだろうけど、1つの基準でやってるのでブレる事が少ない。
価値観の統一 + 多数の意見でのブレが起きにくい
これは大きい。
革新的な事は、時に常識より遙か先を行く事をやらないといけなかったりするから賛同を得てから行動というのではいつまで経ってもアクションは起こせない。
結果が出て初めてそれが正しい事だったんだとわかるからだ。
スタンダードはいつの時代だってそうやって作り出されてきたし、これからもそうだ。
俺がやりたい地域活性化の活動は基本的には変わらない。
情報発信 + メディア(写真・映像)
これが軸になる。
コンテンツはあればいいけど、無理に作る必要はない。
その理由は、コンテンツは足りているからだ。
様々な団体が様々な活動をしている。
どこの団体も求めているのが情報発信とメディアだと俺は思った。
欲しい情報をほしいと思っている人に届ける事、興味を持ってもらうきっかけになるメディア、良質な口コミ。
これらを揃える事は地域活性化の条件だと俺は思ってる。
そして今の時代はこれらを作りやすい。
事実をただ伝えるのではなく、切り口を変えたり興味を持ちやすい視点で伝えられたらいいなというのが理想。
ブログを口コミ発生装置にし、SNSを拡散装置にしたい。
自分たちでコンテンツ(イベント)を作った方が面白いと思えばそうする。
写真、動画ありきのイベントなんてのも面白いと思ってる。
写真と動画に映えるという事を最初から計算してやると面白そうだ。
俺は、どんな事でも成功の鍵は女性だと思ってる。自分が男だからそう思うのかもしれないけど。
女性はコミュニケーション能力も高い人が多いし華がある。
女性がいる場所は男性も女性も嬉しい。猫もそう。
女性、メディア、ネットは当然鍵になる。
誰もがネット上に自分の情報局を持っている時代。カメラマンでありライターだ。
その情報局を集約するだけでかなりの拡散力になるのは間違いない。
そこで生み出される制作物からどのような感情を引き出せるのかが重要で、そこをコントロールする事が出来ればかなり強い。
そしてまさに俺が目指すのはそこだ。
自分の中に具体的イメージがある。直感と具体的なイメージを組み合わせて動くのできっと理解されない場面もある。だから一人でやる事が多い。
一人でも最低限の事は出来るんよな。ただ、その場合、自分の労力(時間とお金)を使う事になるので、生活していこうと思うと、どう時間とお金を集められるかになってくる。
最近俺が金と時間が欲しいと常々いってるのはこういう事がしたいからだ。無駄に金と時間を集めたいわけではない。意味がある事をやりたいんだ。
動画の素材を買うにはお金が、撮影するには時間がかかる。編集ソフトにも投資したい。サイトをパワーアップさせる事にも投資したい。
投資した結果、それらを使うのには時間がいる。
時間とお金さえ手に入ってしまえばわからない事はどんどん調べて時間をたっぷり使ってサイトも作れるし外に撮影や情報を取りにいくことも出来る。
継続的に支援をしてくれる人を増やしていく事が今後の課題。少額でもいい、たくさんの人に支援してもらえるようになればそれだけ自由に動けるようになる。
その環境が作れるまでは自分でお金を作る。時間を犠牲にして。
サイトを作ったりグループを管理するのにも時間がいるんだ。時間を使うにはお金がいるんだ。ここを必ずクリアする。
じゃないと、やりたい事をやりたいように出来ないから。集中力が途切れてしまうのも本当に嫌だ。
まだまだ集中力が続くしやりたいのに金を作るための仕事で中断せざるを得ない。
「そういうもの」だと納得はしない。納得してしまえばそこで思考は止まる。
常に考えて必ずいい方法を探し出す。見つける。思いつく。
10年のコミュニティ運営の経験、SNSやネットの知識、たくさんの人と関わって感じた事を活かしてその集大成のような事をしたい。
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