リアルな人間関係を使わずに仕事やコミュニティを形成出来るかという自分的実験をやっていた。コミュニティはウェブ上で1000人規模なら、数字的にはいける。コミュニケーションも取れる。仕事もいける事がわかった。
ブランディングや過去の繋がりを一切使わずにやってみる自分的にはかなり勇気と労力のいる実験だったのだが、どちらもある程度成果が出たので良しとしよう。
これは、一人で始めてほぼその状態のままどこまで行けるかという実験でもあった。もちろんウェブ上のシステムやサービスは使うので、完全に一人でやってるわけではないが、知り合いに協力してもらって。。とか応援してもらってというものではない。
今はクライアントや応援してくれる人達がこの構築した仕事やコミュニティにはいて、本当にありがたい。
この事から分かるのは、現在知り合いや友達がいるかどうかは全く関係ないという事だ。社会的な信用が無くてもお金も稼げるということだ。
そこを確認したうえで、真逆の事をやりたいと今思っている。最悪、今回検証した繋がりがなくてもある程度稼げたりコミュニティを形成する事が出来ると思ったので、ガッツリとリアルな繋がりの形成を再びやっていこうかなと。
コミュニティと仕事の自分的実験をやると同時に、自分の生き方的な実験もやっていた。どういう事かというと、人に合わせずに自分の考えをぶつけるとどうなるのか。嫌われるのか、好かれるのか、どちらでもないのか。ということ。
これに関してはこのブログで散々書いてきたと思う。結果は、人に合わせなくても嫌われなかった。これは立場上の事もあるかもしれない。俺の場合、所属するのではなく自分で立ち上げちゃうので、必然的にトップの立ち位置からスタートする。
これがコミュニティに参加する側だったらそうもいかないだろう。コミュニティには規律が有りルールがあるからだ。参加する側と管理する側ではルールが違う。
これを履き違えて、どこでも自分勝手に振る舞う人いるけど、俺のコミュニティの中では許さない。
過去のコミュニティ運営のやり方とは違って、この実験結果を踏まえた上で構築していきたいと考えてる。新規獲得やコミュニケーションの取り方等の積み上げてきたノウハウはそのまま活かして、ルール作りや対応は実験的にやってみた結果を大きく反映してやっていければいいと思う。
特化とクォリティを大切にしたい。楽しさとスキルの高さを別々に扱い、各々に特化した2つのグループに分けるといいんじゃないかと思ってる。
楽しさとスキルの高さを同じラインに置いてしまうと一定のところからお互いが足を引っ張り出す。ある程度より上にいこうと思ったらストイックさも必要になってくるだろうし、ストイックすぎる人が中にいると楽しさが壊れる可能性がある。
だから、別々に取り扱う事によってそれぞれの優先順位が高いものを追求出来るんだ。優先順位の高いものを大切に出来る事は幸せだから。下手でも楽しい事ってある。レベルの高いやり取りも見ているだけで楽しい。どちらも大事。でも、同じ場所では取り扱えない。
過去の俺の信頼の構築の仕方はミラーリングによるものが多かった。寄り添う形。似ているという共通認識によって出て来る一体感だけでやっていたように思う。多様性を極限まで認めていた。デメリットとして、一体感が出にくかった。軸がわかりにくかった。ターゲットは「全員」だった。それでも数十人で遊んだりしていたのだから不思議だ。
今後考えているのは一体感のあるコミュニティ。多様性を重視した過去に比べ、これから大切にしたいのはコミュニティの趣旨。その為に徹底したルールを整備し、厳守していく。それと同時に明確なメリットも渡していきたいと思っている。ここからここまでがコミュニティのメンバーという事を明確にし、1つのコミュニティの中でグループをいくつかに分けて管理していくのがいいと思ってる。
大筋の価値観と判断基準はルールによって統一されるので、そこからより細かな属性を分けていく。先程書いた、「楽しさ」優先であったり「クォリティ」優先だったり。その中でもレベルの違いがあると思うので、人数が増えていけば細かく分けていけたら面白いと思う。
現段階ではこんなふうに思ってる。この数年間の出来事や自分的実験の結果を全て踏まえた上で考えた。
あと、男性メンバーの扱いには注意したい。大概壊そうとするのは男性メンバーなので。男性と女性を分けて管理することも考えてる。
ありのままの自分で表現しつつ、力を全て無駄なく使い効率的に循環させていけるシステムを作りたい。
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