いつもなんとなくテレビをつけてるんだけど、しくじり先生という番組にさらば青春の光というお笑いユニットが出てた。
なんとなく結構前に見た事あるかな〜くらいの認識だったけど、事務所にいられなくなって独立したみたいな話しだった。
そこで「人脈泥棒」というワードが出てた。
さらば青春の光さんが事務所にいられなくなって、独立後事務所を立ち上げるんだけど、前の所属事務所で出来た繋がりを使おうとしたっていう話し。
そもそもテレビ局との繋がりは元事務所のマネージャーの頑張りや事務所のコネがあったから実現したものであって、事務所を脱退してるのにそのコネを使おうとするのは人脈泥棒だっていう話しだった。
人との繋がりの価値について考えた事がある人ならこの話し、すごくよくわかると思う。
元事務所があったから繋がれたのに、そこへの恩を忘れ、勝手にマネージャーや元事務所をスルーしてテレビ局の人達と繋がりを持とうとしたり連絡をとったり。
もちろん、テレビ局は元事務所の方が大切だし信頼関係も構築しているので相手するわけないんだけど。
ビジネスの世界ではそういうのはご法度っていうのは暗黙の了解としてあるよね。
でも、会社員だったり独立してない人達の中にはそういう感覚が全くない人が多い。
会社で営業で結構売り上げてた人が自信をつけて、いざ独立したら結局会社の看板があったから相手してもらえてただけだった。。っていう話はよく聞くわな。
昔から、火事になったら商売人は顧客名簿を一番に持って逃げるみたいな話しあるけど、それくらい人との繋がりが重要で、価値の高いものだということ。
裸一貫からでも繋がりがあればどうにでもやり直せるって事なんよな。
そして、今回のこのしくじり先生の話のように人脈泥棒には本当に気をつけないといけない。
この話でいうと、元の事務所という場があり、マネージャーという繋がりをもった人がいたから、さらば青春の光さんはお仕事をもらえてたわけで、テレビにも出れて人気者になれたんだ。
その場と繋がりを使わせてもらえていなかったら、最盛期と同じような事にはなっていなかったんじゃないかな。
そこの想像力が足りない人達と関わるのは危ない。
悪気なくそれやっちゃう人、たくさん見てきた。
いつの間にかそういう人達の名前も見なくなり、今どうしてるんだか。。っていう結果に全部なってる。
結局、そういう人達のところにはそういう人達が集まるし、そういう事を繰り返していくと、仲間でさえ信用出来なくなってくるから当然といえば当然だけど。
俺が長年感じてたこういう人脈泥棒みたいな事の違和感はおかしな事じゃなかったんだな。
俺自分で考え方が変わってるっていう自覚があるからさ、時々何が普通で何が一般的におかしいのかよくわからんくなるんよね。
あまりにも理解に苦しむ事があると、「俺がおかしいのか!?」って、本気でわからんくなったりする。
ビジネスの世界だけではなく、人脈泥棒がタブーとされてる事は知ってたけど、この感覚持ってない人が世の中には多すぎるように思う。
会社のリストを持って独立したら元の会社が損害を被るのは考えたらわかるのにね。
どう考えても問題出て来るに決まってるじゃん。
それに、お客さんや取引先だって、新規で独立するよくわからんやつより長年取引して信頼関係を構築した会社を優先する事くらい簡単にわかるじゃんね。
自覚がないのが一番恐いよね。
なんか放送見て色々考えちゃったよ。
しくじり先生、予約してまで見てるわけじゃないけど、たまたま見るといつも面白いからちょうど見つけた時は見てる。
さらば青春の光さんも、失敗をあれだけ赤裸々に放送でいうっていうのは勇気いっただろうな。。
お笑い芸人の先輩の奥さんとの不倫の事まで言ってたね。
禊って感じだったんかな。
俺は見てないけど、その先輩芸人と直接顔合わせて話し合うっていうのも別の番組でやってたみたいよ。
失敗する事もあるわな。
でもそこからどうするかっていうのが、失敗する事よりも大切よな。
失敗は誰でもするものだし。
そこからどう対処してどう動くかで今後が決まる。
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