考え事をしていて、ふと思ったのでここでまとめておこう。
相手の意思を汲み取る事が出来る。
好かれる人って、相手が何を思っているのか、敏感に感じ取ろうとする。
表情、言葉、行動、その他あらゆる信号を敏感にキャッチする。
一方、嫌われる人というのは、基本的に自分の考えを押し通したり、相手への配慮がない。
だから、誰と関わっても、「。。?」と思われる事が多い。
関わっていて心地よい。
前項と似ているが、好かれる人というのは、関わっていて極めて心地よい。
笑顔が自然に出たり、配慮の言葉が自然に出たり、相手の事を考えているからこそ。
逆に嫌われる人というのは、関わっていて本来揉める事じゃない事で頻繁にもめないといけなかったり、気分を害さなくていいはずの所で気分を害するような言動をしてくる。
ペースを乱されたり、不快な気持ちにされるので、そりゃ、嫌われる。
基本的に優しい。
好かれる人は、基本的に優しい。
嫌われる人にも実は優しい人というのは存在するのだが、その優しさを気付いてもらえないくらい、他でマイナスにしてしまったり、優しさの方向をミスっている。
好かれる人は、相手が何を求めていてどうして欲しいのかいつも考えている。
そして、無難にやる事が多いので、例え外しても、最悪相手が気分を害さない範囲でやる。
嫌われる人は、自分の価値観でしか考えられないので、優しさのつもりでも、「押し付け」になってしまっている場合が多い。
なので、親切心で相手に「してやってる」と思っているのに、相手から怪訝な態度をとられ、しかもその理由もわからないので、世界の人間がみんな敵に見える。
自分はこんなにも人にやさしくして「あげて」いるのに、どうして理解されない?受け入れてもらえない?と思ってる。
丁寧、親切。
好かれる人は、丁寧で親切。
的確に相手が望んでいるであろう事を見つけて先回りしてやれる出来る人。
性格もいいので、自然に周りに人が集まる。
偉そうにする事はない。
嫌われる人は、上から目線の言動が多く、しかも自分で上から目線になってしまっている事に気付いていないので、これまた知らない間に相手を不快にしてしまって嫌われていく。
良かれと思ってやったことが空回る事が多く、人が恐くなっていくか、逆に開き直ってとんでもない我が道をいく人も多い。
その結果、孤立する。
大切なのはどうしたいか。
それでは、好かれるからいい、嫌われるからいけないのか。
この問題は、本人が強がりや言い訳ではなく、心の底から自分自身の生き方についてどう思っているのかという事が大切になってくる。
俺の場合は、本来嫌われるタイプだなぁ。。と、よく思う。
ある時期からたくさんの人と関わる事になって、嫌われないように。。という事を考えてきて、自分の根本からそういう人間になれるように未熟ながらやってみていた。
しかし、違和感が蓄積されていって、現在は例え嫌われてもいいから本当の自分でいきたいと考えてる。
嫌われないようにすることは、ある程度出来るようにはなったと思う。
けど、圧倒的に好かれる事がなければ、ただ嫌われないようにするだけでは、個性を消してしまって終わりなだけ。。のような気がした。
空気のように、存在しているようなしていないような感じになる事にどれだけの価値があるだろう。
もちろん、人に迷惑をかけまくって、不快な思いをさせまくる事を望んでいるわけではない。
嫌われないように生きるという選択は、あらゆる価値観の人達と関わる事を意味している。
それは、あらゆるトラブルを引き受けるという事でもあり、理解出来ないような人とも関わるという事になる。
人間関係は深くなればなるほど、好き、嫌いが大きくなっていく。
最初から関わらなければ深く嫌われるということも少ない。
また、嫌われる人でも100%嫌われる部分ではないと俺は思ってる。
いいところって誰にでもあるものだし、それが空回ったり見えなかったりするんだけど、確実に存在してる。
そういう部分があることを知っているから、すべての人を理解しようと思ってたし、悪気がない人に対して、悪く思う事に抵抗があった。
しかし、悪気ないのに不快な思いをさせられている時点で価値観がある程度違う事を認めなくてはならない。
誰もが、自分らしくいる事で価値観の表明になる。
全く自分と違う価値観の人とは出来るだけ関わらないほうがいい。
お互い、理解出来ない事も多いからだ。
少しくらいの価値観の違いならば信頼関係で補う事が出来る。
また、楽しめる程度の価値観の違いならスパイスになることもあるかもしれない。
好かれる人のところにはあらゆる価値観の人が集まってくる。
それは、好かれる人が圧倒的に空気を読めたり配慮出来たりするから、広く居心地の良さを感じてもらえてる証明でもある。
でもそれがイコール幸せに繋がるかどうかというのは、自分の人生において何を求めているかによる。
誰もが人に嫌われたくなんてない。
しかし、俺個人の考えとしては、まず嫌われるなら嫌われる自分を、好かれるなら好かれる自分を受け入れて、そのうえで自分の人生はどのようにしたいのかということを考え、そのように自分の価値観を移行していくのがいいと思ってる。
一般的に嫌われてしまう人でも俺とは相性が悪く無い人もいる。
一般的にどうかという事より、自分はどう思うかで判断していきたい。
一生「いい人」でいないといけないというのは、人によっては大きなストレスになったり、人生を台無しにしてしまう可能性もある。
自分らしく、それが一番いいと俺は思う。
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