自分に還っていくという感覚。

man holding girl heading towards sea

子どもの時は自分らしくいられたのに、大人になると自分らしくいられなくなっていた。

いつの間にか。

意識的に、無意識的に、捨ててしまってたんだな。

諦めてしまってたんだな。

適応しなければ死ぬと。

 

大げさではなく、学校も社会も、適応できなければいじめられてしまったり生活できなかったり。

もともとなにかに適応できるような人間でもないのに、仕方なく適応していったから不具合が出てしまうのは当然のことで。

 

でもあの時、他に選択肢はあったんかな。

がむしゃらに空気を読む以外に、他に。

 

今もこの葛藤は続いていて、完全に自分らしくいたならやらないことをたくさんやってしまってる。

多くのことはお金で解決するけど、そのお金を稼ぐために自分らしくいられなくなるというジレンマ。

自分らしくいたいから、自分らしくない時間を量産してんだ。

皮肉な話。

 

すべての選択は自分でしてる。

破綻覚悟で自分らしさを貫く人もいる。

その中にはホームレスになってしまう人もいる。

時々思うんだけど、ホームレスだからイコール不幸ということにはならないんじゃないかって。

 

そういう意味では自分は中途半端な覚悟なんかもな。

社会的にはそれは良いことだと思うけど、一人の人間の人生にとって必ずしも正解とは限らない。

社会の物差しでは測れないところに幸せっていうのはあるもんだ。

いつだってね。

 

 

先日、思ったことがある。

俺はフリーランスになってよかったんだなと。

あのままストレスを抱えながら誰にも甘えず生きていたなら、今より人に甘えずには生きられたかもしれない。

 

今は、できるだけ「ちっぽけ」な自分を見せるようにし、吹けば飛ぶような存在だと表現する。

リアルがそれだから。

余裕が出てきたら余裕が出てきたという。

ピンチになったらピンチになったという。

 

基本的に、どんなことも自分で解決しなければならないことだらけだけれど、そうしてたら手を貸してくれる人が出てくることがある。

これをきっかけに仲が深まることだってあるんよなぁ。

目からウロコだった。

俺は、誰にも頼ってはいけないと思ってたから。

 

今は、海水の水温になれるようにゆっくり足元から還っていってる感じ。

徐々に。

心臓が驚いてしまわないように。

慣らす。

 

子どもの頃に教わったことは、簡単にいえば自分らしくいちゃいけないということだったと思うんだ。

あれもだめ、これもだめ、人様に迷惑をかけるな、自分のことだけしか考えていないやつは最低だ。など。

 

人間なんて、どこまでいっても自分のことしか考えてね〜だろ。

誤解を恐れずにいうなら、人に優しくするのも自分の心が満たされるからだよ。

喜んでくれる人を見て嬉しいという感情が生まれるから。

打算じゃなければね。

自分が嬉しいから人に優しくするんだ。

もちろん、相手が幸せになったり良い方向にいってくれると嬉しいというのも本音。

 

100%相手のためにということは、自分の中ではないような気がしてる。

これは顕在意識と潜在意識の話でもある。

顕在意識では相手のためと思っていても、潜在意識では実は自分のためだったりするもんだ。

人は潜在意識でしか動けない。

 

 

時々、この世界のすべての人は自分自身なんじゃないかと思うことがある。

街ですれ違ったあの人も、自分が大嫌いなあの人も、本当は全部自分自身で、同じ世界を体を入れ替えて体験してるんじゃないかって。

だから自分が嫌な思いを誰かにさせてしまったなら、その誰かも今は自分ではないけど、次はその人に自分がなるのではないか、もしくは、昔自分がその人で嫌な思いをさせられる側だったんじゃないかってね。

世界はそんなふうにして経験という知識を神様のデータバンクに蓄積していってるんじゃないかってさ。

 

この世界がシミュレーションである可能性が高いという話もあるけど、割と辻褄があっちゃうんよな。

考えれば考えるほど、人間の成長の仕方って人工知能と同じだしな。

人生の中でディープラーニングを行ってる。

体験というものはデータ量に置き換えたらとんでもないバイト数だと思う。

 

一人ひとりの人間が並行して同時にやってるとも考えられるけど、もしこの世界が大きなコンピュータの中にあって俺たちがデータでしかないなら、本当に人の数だけアバターを用意しなくてもいい気がしてる。

シミュレーション上”そう”なってればいいだけなので。

 

とはいえ、仮にそんな仕組みだったとしても怪我すれば痛いし死は恐いし悲しいし幸せを追い求める。

どんなに崇高なことを考えても、目の前の生活に打ちひしがれる毎日は続いていくんだ。

でもそれは嫌ではないよ。

 

この世界の本質はどうなっているんだろうと思いを馳せながら、所帯じみた日々を送る。

思考を巡らせる時間自体に幸せを感じる。

 

さて。

仕事せんとな。

月曜日には少し旅立ってこようと思う。

数日で帰宅する。

 

本当は仕事増やさないといけない状況なのだけれど、人生レベルで大切な時間を過ごすなら極力自由な状態で行きたい。

帰宅してから巻き返そう。

できるかな。

 

子どもの時、暇で雲の動きを眺めてた。

永遠にこんな時間が続くような気がしてた。

今は違う。

歳を重ねれば重ねるほど、人の一生の行く末を想像する精度があがっていく。

実感とともに。

 

あの時のあの人と、今の自分の年齢は同じなんだな。みたいなことを考えると、当時の”あの人”のすごさが分かる。

自分と誰か、もしくは、違う時間軸の誰かと誰かを年齢を基準にして比較すると驚くことがたくさん。

随分大人びて見えたあの人より今の自分は歳上なんだとか、あの当時のおじちゃんと今の自分は同じくらいの年齢なんだとか。

みんな、本当にすごい。

 

自分と向き合うことは世界と向き合うことなんだな。

そして世界と向き合うことは自分自身を見つめることでもあるんだな。

螺旋階段のようにぐるぐるしてんだ。

混ざり合い、本来の自分に還っていく。

不思議だね。

 

それではこのへんで。

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なおきち

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