仕事をやってる感を出すための校閲はライターのモチベーションを下げるのでやめたほうがいい。

ライター

ずっと前に下書き保存してたんかな。

公開してしまったので読み返さずにそのままにしとく。笑

なんか最新の日付になってると思うけど、最近何かあったわけじゃないよ。笑

2023年12月付近のカテゴリ整理してたからその時期なんかも。

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校閲という仕事がある。

ライターが仕上げた記事の誤字脱字を指摘したり情報の精査をするお仕事。

これ自体は必要なもので、ありがたい面もある。

 

長年ウェブライターをやってると、仕事をするための仕事を作り出してしまう人を見かけることがある。

「やってる感」を出すことを目的としてライターに修正を依頼する校閲の人がいる。

正直、どっちでもよくない?ということをあえて指摘してみたり、そんなに大差ない表現を指摘してみたり。

 

最悪の場合、校閲を任せる人間を間違えるとライターが離れていってしまうこともある。

以前、企業の好き嫌い以前に担当の好き嫌いで仕事を選ぶことがあると書いた。

これと似てる。

こちらも、相手も人間。

やはり相性がある。

 

校閲をするのも人間であり、校閲をしている人の上司も人間。

校閲のお仕事は、会社にもよるだろうけど無数にある項目に照らし合わせてチェックしていくことがほとんどだと思う。

軽いものなら校閲係が修正、手間がかかるようなものや根本的な間違いなどはライターに修正を要請のような流れ。

 

じゃぁ、特に修正するところがない状態がずっと続いたら?

一応チェックシートに記載はするものの、仕事をやってる感を出すのが難しい。

そんなもの本来必要ないのだが、校閲することが目的の人を用意することによって、こんな歪んだ概念が生まれてしまう。

 

軽微な修正をライターに依頼することで、上司に対してアピールする。

少なからず、こういう思考に陥りやすくなるのは理解できる。

ただ、こういう人間を校閲に用意する企業はライターを失うことになる。

 

ライターはほとんどの場合、時間給ではなく文字単価や記事単価で報酬が決まってる。

納得感のある修正内容なら納得して修正するだろうし、校閲してくれた人に感謝するだろう。

しかし、レギュレーションに書いていないことで修正が入ったり、「正直、どっちでもよくね?」ということをチクチク修正されるとストレスになるのはあると思う。

 

校閲の対応がライターにとって企業の意思だと感じることになるので、このことが相性が合わないという結論になり離れていくという事態に繋がる。

専属の校閲の係が存在せず、担当が校閲も兼任している場合、担当の気分で修正が入ったり入らなかったりするのは最悪。

なぜなら、ライター目線でいうとOKラインが変化していってしまうので、攻められなくなるから。

 

表現豊かにやろうとすればするほど、担当の感じ方次第で修正が入るのなら、無難につまらない文章を書くしかなくなる。

表現も小さく、ツッコミどころがない文章に終始することとなる。

本来、もっと表現豊かに書けるライターの表現力を狭めてしまっているのは校閲や担当ということは往々にしてある。

 

ライターは、過去に指摘された内容をもとにはみ出さないように書くようになる。

その結果、実力がないと思われてしまうこともある。

それくらい、担当や校閲が気分でOKラインを変えたりどうでもいい指摘を繰り返すことは罪。

 

もちろん、ライターの実力不足もあると思う。

修正が繰り返される理由はライターにあるのか、担当にあるのか。

これはフラットな目線で見なければならない。

 

どちらにせよ、修正が多くなりすぎてしまうのは問題があるということ。

ライターの実力不足なら企業や読者に価値を提供できないということになるし、担当や校閲の偏った考えでライターを雑に扱っているならライターとしてはそんなところと仕事をする理由がない。

企業は、自社の担当や校閲がライターに対してどう接しているのか常にチェックする必要があると思う。

担当や校閲の基準や対応は、企業そのものの対応だとライターは受け取るので。

 

企業目線では、企業のカラーに即した文章の内容と文体を求める。

それは当然のことだと思う。

ただ、本当に担当や校閲が企業の理念をちゃんと理解しているかは注意したほうがいい。

外注のライターとの唯一の接点なのだから。

 

ライターに限らずフリーランスは、クライアントがいうことを全部言いなりになって聞いていたらどんどん弱い立場に追いやられていってしまうこともある。

それはおかしいことなのか、正しいことなのか、自分が間違っているのか、相手がおかしいのか、ちゃんと考えて仕事をする相手を選び、時にはライター側から契約を終わらせることも必要。

合わないクライアントとダラダラ仕事を続ける時間を終わらせなければ、良いクライアントとの出会いの可能性もない。

 

生活もあることだから簡単には決断できないタイミングもあるだろうけど、しっくりくるところで書かせてもらうのが一番いい。

もしくは、自分でドメインを取得してレンタルサーバーを借りてアドセンスなりアソシエイトなり自分の文章で広告収入を得ていけばいい。

 

最終的に一番価値が高いのは自分のプラットフォームに時間と労力を注ぐことだと思う。

ライターの仕事は、人のプラットフォームを育てる助けをすることとも言える。

時間を切り売りしてクライアントが求める記事を書き、クライアントのプラットフォームを大きくすると共に読者に価値を提供すること。

報酬としてすぐにお金はもらえるけど、同じ時間を自分で構築したプラットフォームに使っていけば最終的にはそっちのほうが利益としては大きいのだと思う。

もちろん、技術や知識にもよるだろうけど。

ドメインが財産になるから。

 

とにかく、仕事をやってます感を出すための仕事を生み出している人を見かけたら注意したほうがいい。

ライター以外のことにもあてはまるけど、ライターはクライアントとの契約を継続するかどうかの基準の1つにするといいと思う。

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なおきち

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