猫が草を食べて体調を整えるように、僕は言葉を書いて心を整える。

orange tabby cat lying on green grass field during daytime

無性に何か書きたくなる時がある。

そういうときは決まって過去の影が朧気に見え隠れする。

どうしようもなかったことを、どうしようもなかったと確認したくなる。

自分で自分に言い訳して説得して納得するだけの作業。

なにか意味あんのかな。

 

心臓が加速していって何もかもどうでもよくなって投げ出したくなって

ただただ眠っていたくて。

 

人の目を気にしている自分さえしょうもなく思えて

でも無視できるほど強くもなくて。

 

こういう精神状態の時って、相手が絶対に忘れているような自分の中だけに存在するトラウマが出てくる。

普段、思い出すことすらないくせに。

 

あの時、あの人がこういったから悲しかった。

でも自分にも悪いとこあったし

幸せでいてくれたらいいな

なんて、心の中で誰に気を使ってんだよ。

 

 

未熟さ故、人を傷つけてしまったことがたくさんあったなと。

そして分かっていても、きっと、同じように傷つけてしまうんだろうなと。

 

腹が立つのは一種の甘えのような気がするんだ。

腹を立てることが愛情表現の一つだとしたら、なんて迷惑な表現方法なんだろう。

 

他人相手なら全く腹が立たないことでも、心許す人相手だと腹が立ってしまうことが、どうしてもあった。

それでも許してほしいと無意識に思って、求めてしまってるんだろうな。

本当、迷惑な話。

 

きっと、やりきれなかったことなんだと思う。

子どもの頃に。

いや、人並み以上に我儘だった自覚はあるけれど、それでも。

 

「十分」かどうかに基準はない。

誰かの基準では測れない。

 

大人になってもずっと探し求めてしまうことは、きっとあの頃やりきれなかったことばかりなんだ。

 

でも、あの時周りにいた大人が至らなかったとは全く思っていなくて。

 

しょうがないこともあったんだよ。

捨てずにご飯を食べさせてくれて眠れる場所を作ってくれたこと、本来、それだけですごいこと。

それ以上のことは自分の力で掴んでいくべきだ。

 

人は、歳を重ねて関係性が変わっていく中で緩やかに「役目」が変わっていくだろ?

どれだけ役目が変わっても、各自、「人」なんだよ。

誰もが自分の人生があってさ。

 

あの頃完璧に見えた先生でさえ、もともと子どもであって、生まれた時から大人の先生という姿かたちをしていたわけではないんだ。

先生になりたいと思った理由があって先生になるまでの過程があってさ。

子どもから見た先生という存在がどれだけ完璧であっても、先生だって、ただの一人の人間なんだ。

心もあれば、帰宅すればビールを飲みながら愚痴る日だってあるかもしれない。

 

完璧じゃないかもしれない。

でも、それでいいんだ。

そこにいる先生が完璧じゃなくても、自分の人生においてはそれが全てではないわけで。

 

ある程度のラインから先は自分の領域ではなくなる。

自分の希望や理想と、相手のそれが合うとは限らない。

それでも貫き通したいと思ってしまう自分は、本質的に誰かを幸せにしたり近くでずっといることはできないのだと思う。

 

大好きだから一緒にいたのに、最後にはいがみ合って終わる。

そういうのってすごく悲しくて。

しかも自分自身に大いに原因があって。

そんなことを何度も繰り返してきた。

最近は、そんなことすらないけれども。

 

大好きだと思えた人をずっと変わらず大好きだと思い続けたい。

結婚に夢を見る年齢でもないけれど、結婚したいと思えるほど大好きだった二人の仲が悪くなっていくのを見ると、なんとも言えない気持ちになる。

俺は結婚には向いていないけれど、せめて、自分以外の人達は幸せな結婚生活を送ってほしい。

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なおきち

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